デジタルサーモスタット 決定版 3路回路 温/冷 両対応 発酵 醸造 燻製 温室 園芸 用の部品 の感想

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思っていたよりも良い出来の製品でした。これはあくまでもパーツなので、コードやプラグ、コンセント、ケースは別途用意（自作）する必要があります。

回路図の見方が良く分からない方は画像４（実際の配線状態を撮影した写真）を参照されると思います。これでももちろん問題なく正常に動作しますが、画像２の配線とは異なっていますので混乱されるのでは？
画像2では11と2番が結線されているのに対し、画像4では11と1が接続されています。　ヒーター用動作の場合本機のリレーは設定温度に到達するまで１と２をコネクティングするので、燻製などのための使用においては２の画像でも４の画像の配線でもOKです。

画像２の図面どおりに接続した場合、２を中心に設定温度以下の場合は２と１を、設定温度に到達した場合は２と３を接続するようにリレーが動作しますので、例えば２と１に熱源を接続するように、２と３にもAC100ｖ直結型LED表示燈などを接続すると、熱源への電源供給がオフの間はLEDが点灯するので、遠くからでも通電状態を知ることができるようにすることも出来ます。

また、リレー部の１、２、３番端子には11との結線を行わない限り電圧がかかっていないため、リレースイッチとしてAC/DC/ドライ問わず他のスイッチング目的に使用することも出来ます（とは言え温度と連動する他の用途はないかもしれませんが…）。

最大の注意点は、最大容量1000W(10A)を守ること。　燻製目的でヒーターを接続する際、例えばSUREのSK-65は問題なく適合しますが、SK-1200は（全開の場合は1200Wとなり定格オーバーで）使えません。　また、屋外の燻製時にドラム式の延長コードを使用する場合は、ドラムから必要な長さだけを伸ばしてあとは巻いたまま使用するのではなく、面倒でも余分なコードをドラムから全部のばしておいて使用することをお勧めします。ドラムに巻いたままヒーター製品（特に危険なのはスチーマー）を長時間使用するとケーブルが熱を持ち、溶けてショートしたり発火する恐れがあります。

シュアー 電気コンロ SK-65と組み合わせて使っています。スモーカーの温度の管理ために買ってみました。全く問題ありません。ハムを作るときの温度管理（70度くらいで2時間加熱する）もばっちりでした。極めて正確に仕様通りの温度管理ができました。今度は鴨のコンフィをこの組み合わせでやってみます。鶏も低温で調理するととてもしっとりとできあがるので、これで試してみます。