ヴァルプルガの詩【初回特典ドラマCD「とある一日」+ システムボイス集】+【Amazon.co.jpオリジナル録り下ろしドラマCD】付 の感想

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＜システム＞
標準的な乙女ゲーにある機能は一通り揃ってます
選択肢ジャンプ、ひとつ前の選択肢に戻る機能が付いているのでストレスは感じません
既読率100パーセントにしないと、最後のフルコンプスチルが見られない仕様なので
そこは何らかの形でヒントがほしかったです
愛キャッチ等はないのでＥＤ回収はてこずりました

＜ヴィジュアル＞
スチルは差分なしで本編だけでも100枚近くあるので攻略対象が4人ということを考えれば多いです
状況に合わせた細かい差分がたくさんあり、スチルが動いたりエフェクトにも力がはいっており
演出面では群を抜いていると感じました

＜シナリオ＞
普通の乙女ゲームのように主人公がイケメンと恋に落ちるというというよりは、主人公が色んな意味で人外のモノに執着
される話です。全体的にはシリアスな話ですが、いつも重たい雰囲気というわけではありません。
サブキャラ視点のサイドストーリーがおまけで見られるので思ったよりはボリュームがありました。
吸血鬼、人狼のような人に似ていても人とは全く異なる価値観をもつものと恋に落ちるという
シチュ、主人公への思いをこじらせている話が大好物なので寝食忘れてプレイしました
主人公に執着する理由にもっと深い動機が欲しい、若干ご都合主義だと感じたり全く不満がないわけでは
ありませんがとにかく個人的には楽しかった
人を選びそうな要因としては
守られるか、喰われるかというキャッチフレーズどうり、はっきり描写されるわけではないですがグロいシーンがある
Ｒ１８とまではいかなくても性描写がある
典型的な守られヒロインであり、作中の人物曰く少しは人を疑うことを覚えたほうがいいキャラ
少しでも興味を持った人は体験版をプレイしてみれば、雰囲気はつかめると思います