はじめてのCUDAプログラミング―驚異の開発環境[GPU+CUDA]を使いこなす! (I・O BOOKS) の感想
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参照データ
タイトル | はじめてのCUDAプログラミング―驚異の開発環境[GPU+CUDA]を使いこなす! (I・O BOOKS) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 青木 尊之 |
販売元 | 工学社 |
JANコード | 9784777514779 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » ソフトウェア開発・言語 |
購入者の感想
おそらく現時点ではただ一つの日本語でCUDAを解説した本かと思います。
A5サイズで総ページ数は248ページです。(目次、索引なども含む)
GT200またはそれ以前のアーキテクチャのNVIDIA GPUにおいての、
CUDAでのスレッドや計算の実行方法、プログラミングなどの説明です。
GPUのメモリ階層についてやどのメモリが高速なのか、
また性能を出すにはどのようにプログラムをすべきかなどについても説明があります。
(ただし、性能を出す方法などは次のFermiなどでは大きく変わる(一部は不要になる?)ように思います。)
ただCPUとの実行速度の比較などが、(公平な立場ではなく) 若干GPGPU推進側の立場で書かれているように感じます。
若干説明が少ないように感じる部分もありますが、
この本によりCUDAでの計算の一通りの知識は得られると思いますので、
(特に日本語で読みたい方が)最初に読むのには良いかと思います。
「CUDAのSDKの中のサンプルプログラムなどは難しすぎる」と著者の方が書いてますので、
SDK内のマニュアル(英語?)などを読んで分からなかった場合にも良いかもしれません。
(私はSDK内のマニュアルは読んでないのでどちらが分かりやすいのかは分かりません。)
ただ、(私は)若干疑問点なども残っており、詳細は公式マニュアルなどを読む必要があるかと思います。
GPUでのプログラムの基本的な実行の仕組み(スレッド,Warp)などはFermiなどでも基本的に同一かと思いますので、
特定の処理がCUDAで実行できそうかどうか、高速になりそうかどうかなどを検討するには十分役に立つと思います。
また、OpenCLもCUDAに似ているようですので、OpenCLの基本的な実行の仕組みや
NVIDIA のGT200以前のGPUで OpenCL を実行するときの最適化の方法などにも参考になるように思います。
A5サイズで総ページ数は248ページです。(目次、索引なども含む)
GT200またはそれ以前のアーキテクチャのNVIDIA GPUにおいての、
CUDAでのスレッドや計算の実行方法、プログラミングなどの説明です。
GPUのメモリ階層についてやどのメモリが高速なのか、
また性能を出すにはどのようにプログラムをすべきかなどについても説明があります。
(ただし、性能を出す方法などは次のFermiなどでは大きく変わる(一部は不要になる?)ように思います。)
ただCPUとの実行速度の比較などが、(公平な立場ではなく) 若干GPGPU推進側の立場で書かれているように感じます。
若干説明が少ないように感じる部分もありますが、
この本によりCUDAでの計算の一通りの知識は得られると思いますので、
(特に日本語で読みたい方が)最初に読むのには良いかと思います。
「CUDAのSDKの中のサンプルプログラムなどは難しすぎる」と著者の方が書いてますので、
SDK内のマニュアル(英語?)などを読んで分からなかった場合にも良いかもしれません。
(私はSDK内のマニュアルは読んでないのでどちらが分かりやすいのかは分かりません。)
ただ、(私は)若干疑問点なども残っており、詳細は公式マニュアルなどを読む必要があるかと思います。
GPUでのプログラムの基本的な実行の仕組み(スレッド,Warp)などはFermiなどでも基本的に同一かと思いますので、
特定の処理がCUDAで実行できそうかどうか、高速になりそうかどうかなどを検討するには十分役に立つと思います。
また、OpenCLもCUDAに似ているようですので、OpenCLの基本的な実行の仕組みや
NVIDIA のGT200以前のGPUで OpenCL を実行するときの最適化の方法などにも参考になるように思います。