ロボコップ [DVD] の感想

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参照データ

タイトルロボコップ [DVD]
発売日2014-07-02
監督ジョゼ・パジーリャ
出演ジョエル・キナマン
販売元20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
JANコード4988142999429
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

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購入者の感想

4作目にしてついに1作目を超えたと思った。
シニカルさに溢れたロボコップ1の対極にあるように感じた今回の作品。暗に1作目に対する皮肉めいたものを感じたりして、良かった。旧作に思い切りはさみを入れている感じがして良い。

より人間的な信頼やつながりを感じる物語に焦点があたり、明瞭。
洗練されたデザインのロボコップの移動手段は今回バイク。ここには日本の特撮作品にも似たスマートさを感じた。
データベースとネットワークとテクノロジーを駆使してハイスピードな戦闘を繰り広げ、旧作からの時代の進歩を思うと、これもまたさらに胸が熱くなった。

作品では、人間に対する皮肉っぽい暗示も内包していてたまらない。みんな賢い振りをしているが、慢心した人間が人間の限界を露呈し始める。コンピューターやマシンはより自然な形に進歩してきているが、人間のほうの進歩は遙かに遅く、すでに周回遅れにこの映画を通して見えたのだ。

オムニ社は変わらず厚かましく、デトロイトのビルの並びを見て笑い、格好良くなったED-209もまた期待に応えてくれる。
作品作りへの執念深さといいアメリカは恐ろしい。

新旧のロボコップを観た者としては、正直”旧”のほうが面白かったです。
低予算ながら、日本の特撮ヒーロー(宇宙刑事)に敬意をはらいつつ、
しっかりと丁寧に、出来る限りのアイデア尽くして誕生したのが旧ロボコップの良さで、
善悪の分り安い展開ながらも、ユーモアを含め人間ドラマとしても見事な痛快娯楽作でした。

対して新ロボコップは、旧ロボコップを踏襲しつつ、現代の規制に合わせて
暴力シーンを抑えつつ、良くも悪くも「真面目に作られすぎた」ように感じてしまいます。
権力の腐敗等に立ち向かうヒーロー像は、現在の社会情勢などにマッチしていますが、
「おバカ」や「お調子者」など、脇役達に、もうひとひねり欲しかったです。

ただし「ロボコップという強烈なキャラを出せばいいだろ」的な安易さは感じません。
旧ロボコップ人気への便乗や、二番煎じといった作品ではなく、旧ロボコップを
しっかり研究した上で、旧作信者を失望させないよう配慮していると思います。

でも出来るなら「もう少しユーモアのテイストが欲しい」ということで★4つです。
(ちなみに映画館で観た後、その帰りに旧作をレンタルしてしまいました)

アクション映画。リメイクヴァージョン。ニュース番組のMC役でサミュエル・L・ジャクソンが出演。もっと分かり易いストーリーを期待したけど、それでも面白い。

昔のロボコップは友人、知人が普通に殺されてしまい、復讐しに行くことが多かったですが、
今回のロボコップは一切死なない。
死ぬのは敵だけ。
いやまぁ、ハラハラしないで済むので、死なないに越したことは無いんですが、スーパーマンを見てる気がして。。。

内容はともあれ、肝心のロボコップの動きがスピーディ過ぎて全然ロボコップって感じがしなかった。

今の時代、近未来を想像すると、昔のような少し鈍いロボは無理があるのかもしれないですが、やはりロボコップといえば、「いやいや、遅すぎっしょ?」とツッコミを入れたくなるぐらいの動きであってほしい。

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