話のネタになる! 語源大辞典 の感想
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参照データ
タイトル | 話のネタになる! 語源大辞典 |
発売日 | 2013-10-11 |
製作者 | ISM Publishing Lab |
販売元 | イズムインターナショナル |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 人文・思想 » 言語学 » 日本語・国語学 » 語源・歴史・方言 |
購入者の感想
この本は表題にある通り「話のネタ」を得ることを第一の目的としているので、「引く(曳く、牽く)」こと自体のための加工(候補語の順列示やジャンプの機能)は、コンテンツとして含まれていません(しかし、それはプログラム(値段次第)の問題で、単純に紙だの電子だのの形式に由来しません)。ただ、Kindleそのものには検索機能が備わっていますので、それを使えば何とかなります。ここは電子書籍の利点です。
さて、この辞典を開いてから、単に調べたいと思った語、あるいは、この辞典の目次の中で目にして調べたいと思った語を、キーワードとして、検索をすれば、目的とする語を探し、その本項にジャンプして閲覧できます。
このとき、前者については、ヒットが無ければこの辞典にはあいにく掲載されてされていないということになるはず(多分)です。また、ヒットすればその“語”は本書中に掲載されていることにはなりますが、それが辞典として=“引くための語”として掲載してある場合には、必ず二つ以上のヒットを得られるずです。と言うのも、その場合、検索結果の一番目に掲示されるそれは、本書目次(『表現と言い回し』)に揚げられた辞典収録語の中のひとつであるはずだからです。ですから、ヒット結果の二番目(以降)に揚げられたもの(のどれか)にジャンプすれば、それが記載語本項であるはずです(もちろん例外を排除しません。ヒット結果の中の太字キーワードの前後の文脈?からサッと判断しましょうね。)。蛇足になりますが、ヒットが一つだけである場合、それはたまたま他の語の解説文中にその検索語(文字列)が含まれていたとき、と言うことになろうかと思います。
また、もう一つ注意しておかなければならない点は、解説本項における各見出し語は、ひらがなで、語をより下位に分節した表記、と、それに続けて【 】内に通常の文字表現表記、との二つの表現で記載されていることです。なんのこっちゃ?
例えば、
『さばをよむ』は
さば-を-よむ【鯖を読む】
『ツーカー』は
つー-かー【ツーカー】
と言うようにです。
さて、この辞典を開いてから、単に調べたいと思った語、あるいは、この辞典の目次の中で目にして調べたいと思った語を、キーワードとして、検索をすれば、目的とする語を探し、その本項にジャンプして閲覧できます。
このとき、前者については、ヒットが無ければこの辞典にはあいにく掲載されてされていないということになるはず(多分)です。また、ヒットすればその“語”は本書中に掲載されていることにはなりますが、それが辞典として=“引くための語”として掲載してある場合には、必ず二つ以上のヒットを得られるずです。と言うのも、その場合、検索結果の一番目に掲示されるそれは、本書目次(『表現と言い回し』)に揚げられた辞典収録語の中のひとつであるはずだからです。ですから、ヒット結果の二番目(以降)に揚げられたもの(のどれか)にジャンプすれば、それが記載語本項であるはずです(もちろん例外を排除しません。ヒット結果の中の太字キーワードの前後の文脈?からサッと判断しましょうね。)。蛇足になりますが、ヒットが一つだけである場合、それはたまたま他の語の解説文中にその検索語(文字列)が含まれていたとき、と言うことになろうかと思います。
また、もう一つ注意しておかなければならない点は、解説本項における各見出し語は、ひらがなで、語をより下位に分節した表記、と、それに続けて【 】内に通常の文字表現表記、との二つの表現で記載されていることです。なんのこっちゃ?
例えば、
『さばをよむ』は
さば-を-よむ【鯖を読む】
『ツーカー』は
つー-かー【ツーカー】
と言うようにです。
非常に多くの語句が掲載されており、労作だと思う。
しかし語源の出典を記載している項目が少なく『古い』と書かれていても
どの程度の古さなのかがイマイチ掴みづらい。
スマートホンで読まれることも考え、出来るだけ短くまとめたのかもしれないが。
色々と気になったが一つを挙げると「居候」の項目で川柳の"居候三杯目には、そっと出し"が
現代のものと紹介されているが、江戸時代後期のものであろう。要するに、全体的に舌足らずな感じが拭えず
書き方のニュアンスなどでもう少し工夫があれば、よりよい本になったのではないかと思える。
しかし語源の出典を記載している項目が少なく『古い』と書かれていても
どの程度の古さなのかがイマイチ掴みづらい。
スマートホンで読まれることも考え、出来るだけ短くまとめたのかもしれないが。
色々と気になったが一つを挙げると「居候」の項目で川柳の"居候三杯目には、そっと出し"が
現代のものと紹介されているが、江戸時代後期のものであろう。要するに、全体的に舌足らずな感じが拭えず
書き方のニュアンスなどでもう少し工夫があれば、よりよい本になったのではないかと思える。