大丈夫やで2 ~ばあちゃん助産師(せんせい)の産後と育児のはなし~ の感想

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「明日の準備をちゃんとして。鉛筆も削って。」そんな感じで、次へのステップ。明日の自分自身が困らないように。皆に迷惑かけないように・・・、と思いながら過ごしている真面目な小学生でした。
社会の秩序を守り、人として必要なこと。
小さなころからのこの世の中で生活していくためにも【先読み】習性は育児においても同じ。
準備をして臨むほうが、アクシデントに対応することが簡単で自分も【皆】も困りません。
でも、【人を育てる】ということに関しては準備すればするほど、先読みすればするほど困難だと気がつきます。

驚いて、悩んで、戸惑って、困って、でも喜んで、楽しんで。
時には開き直ったりしながら過ごすことが【人を育てる】ということかともしれません。

這えば立て、立てば歩めの親心

子どもの成長は親として楽しみなものです。
でも、どんどん前に進む我が子が転ばないように。つまづかない様に。そう思うのも親心。

子どもが成長するその前を先回りして準備し、大切なわが子が転ばないようにするのも親である以上考えてしまうのは当然です。

しかし、この本では
【先回りせず】【子どもの成長から一歩後を見守る】

子ども自身が自ら
驚いて、悩んで、戸惑って、困って、でも喜んで、楽しんで。
時には、子ども自身が、開き直ったりしながら過ごすことを。つまづきながら、転びながらでも。
子どもの成長の目線で、子どもと共に、喜んだり悲しんだり。
子どもが自分で考え大きくなっていく、困ったときに一緒に悩み見捨てない。親は、おおらかな気持ちで支えていくことこが大切なのなのだということが書かれてあると感じました。
出産直後のお母さんは喜びや出産の達成感を感じる間もなく、
我が子が元気に育っていくように、そして自分が我が子を育てて行くことができるようにと
【先読み】し赤ちゃんとの生活が楽しめないことがあるかもしれません。

産後、間もない褥婦さん。