詩集 念ずれば花ひらく の感想

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毎日、歯磨きをするくらい、毎日心を磨いている人はどのくらいいるのでしょうか？
人付きあい、仕事など日常のなかで、汚れた、傷ついた心の手入れをしている人はどれほどいるのでしょうか？
毎日の心のケアが大きな心をなくす前のたいせつな予防になります。
是非毎日の心磨きにこの詩集を。
ひとつひとつの言葉をしっかりとかみしめながら、その響きと意味に心をあずけてみてください。
きっと、今の自分に必要な言葉が見つかるはずです。

先日新聞の記事で著者が亡くなったことを知りました。

もちろん何の面識もなく、数冊の著書を読んだだけなのですが、何だか悲しい気持ちになりました。

最初にこの本を読んだのは心身ともにぼろぼろのときでした。とても救われたような気がしたのを思い出しました。

自分のふがいなさや他人の思いやりのなさに腹が立つときなどにこの本を読むことをお勧めします。著者の優しい心をおすそ分けしてもらえるような気がしてくると思います（僕の場合、気がしているだけかも知れませんが・笑）。