鈴木このみ 1stアルバム 「 17 」( Seventeen )【初回限定盤】 の感想

241 人が閲覧しました

弱冠14歳でアニソングランプリで優勝したアニソン界の新星の1stアルバムがついに発売。
17歳とは思えない歌唱力と多彩な曲を歌いこなす応用力の高さは正直やばいです。
この子があと5年10年と歌を続けて行ったらどうなるのか、早くその光景を見てみたい
そしてその成長過程を見届けたい、という気持ちになれる一枚です。

ほとんどが既存曲で構成されていますが、捨て曲は一曲たりともないですね。
既存シングルのアルバムバージョンは生バンドで編成されていたりして、
原曲よりもカッコいいライブを意識したものになっています。
AVENGE WORLD (Album Ver.)
世界は疵を抱きしめる (Album Ver.)
の二曲はアレンジがイカしてます。

そして追憶の黒き魔剣士 (2014MIX Ver.)
ゲストボーカルとして参加していたこの曲に今回をこのみん一人で歌うわけですが、
カッコよさが異常。
楽曲のくっさくさなハードなシンフォニックメタルとこのみんの相性の良さは反則。
ライブだとヘドバンをずっとしていたくなる曲です。

DAYS of DASH (Pf Ver.)
この曲のピアノアレンジを最後に持ってくる構成もズルい。
このアレンジでシングル出しても良かったんじゃないか、という出来に仕上がっています。
涙腺を破壊しにかかってる一曲です。

アルバム全体を通しても一曲一曲のレベルが非常に高く、聴き飽きない一枚になっています。