イムリ 16 ビームコミックス の感想

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参照データ

タイトルイムリ 16 ビームコミックス
発売日2014-10-25
製作者三宅 乱丈
販売元KADOKAWA / エンターブレイン
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

三宅乱丈さんは、過去の作品「PET」でもそうだが、緻密で整合性のある世界を織り上げていく人だ。
画力ももちろんだが、ストーリーテラーとして文学のカテゴリでも世界レベルで勝負できるのではないかと思う。

中でも「悪役」が出色の出来栄えで、いつの間にか(ラストで悲惨な死に方すればいいのに)と
つい願ってしまうくらい引き込まれてしまう。
しかし三宅乱丈さんは別の作品でも、「悪役」を素晴らしいキーパーソンに変貌させる、いい意味での「裏切り」を
やってくれる人でもあるので、ファンとしては、最後の最後まで油断はできない。

今回の巻もまた、更に残酷で救いようのない展開となっていくが、ラルドの呪仕、イコル階級のイマクの目を通して
カーマ社会のシステムがついに全貌を表す。

いま、読者にとっての「希望」は「星の夢」とデュルクの母ピアジュが幻視した「未来」、「守りのイムリ」の
最後の子供、チムリ。
そして、悲しみと怒りに満ちたイマクが駆けだして行く世界だろう。

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