教育論議の作法―教育の日常を懐疑的に読み解く の感想
215 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | 教育論議の作法―教育の日常を懐疑的に読み解く |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 広田 照幸 |
販売元 | 時事通信出版局 |
JANコード | 9784788710597 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般 |
購入者の感想
教育問題は誰が作っているのか。問題とすることで誰が利益を得ているのか。考えさせられた。利権や、権力構造の中で翻弄される子どもたちや教師の切なさ、たとえ理不尽と分かっていても文句を言うことも許されず、不本意ながら唯々諾々と従っている教育行政、さらにその下に置かれ公僕と言うより奴隷に等しい地位におとしめられている教員たち。この国の教育は、もう救いがないと感じてしまった。この国は、かつての大本営発表を自ら演出して世論を操作しようとするマスコミと、それにおもねる政治家。彼らによって私物化されてしまった。国民は彼らを肥やすための「物」でしかない。