マクロ経済学 第3版 (現代経済学入門) の感想
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参照データ
タイトル | マクロ経済学 第3版 (現代経済学入門) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 吉川 洋 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784000266543 |
カテゴリ | ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 » マクロ経済学 |
購入者の感想
わかりやすい説明です。
マクロ経済学の碩学の説明は、こんなにもわかりやすいのか!と感心してしまいます。
何冊か初級のマクロ経済学の本を読みましたが、説明の方法も、道具立ても違います。
貨幣の取引需要がストックであることの説明、利子率の期間構造、日銀の取りうる金融政策など、目から鱗が落ちるような説明がたくさんあります。
今まで気づいていなかった点をたくさん教えてくれました。
加えて、現実の経済に対する理論的説明も明解です。
版を重ねてますが、その時々の経済の理論的説明がなされているのだと思います。
教科書としての要件をみたしていますが、教科書の枠に収まらない深い本だと思います。
(336)
マクロ経済学の碩学の説明は、こんなにもわかりやすいのか!と感心してしまいます。
何冊か初級のマクロ経済学の本を読みましたが、説明の方法も、道具立ても違います。
貨幣の取引需要がストックであることの説明、利子率の期間構造、日銀の取りうる金融政策など、目から鱗が落ちるような説明がたくさんあります。
今まで気づいていなかった点をたくさん教えてくれました。
加えて、現実の経済に対する理論的説明も明解です。
版を重ねてますが、その時々の経済の理論的説明がなされているのだと思います。
教科書としての要件をみたしていますが、教科書の枠に収まらない深い本だと思います。
(336)
スティグリッツ、マンキューが書いた!!と輝く彼らの教科書で
さえ、その分厚さの前では学習者の多くは途方にくれるほかない。
日本人はコンパクトにすることが得意なのだろうか、
この吉川氏の教科書は非常にまとまっている。
本当にいい教科書だと思う。しかし問題もある。
それは現代経済学入門シリーズと銘打っている割りに内容は決して
初心者向けではないことだ。確かに何度何度も読めば、理解できる
だろうし、マクロ経済学の枠組み見えてくるだろう。
だが読者全員がそうストイックな人間ではない。
より初心者の教科書を求めたいならば伊藤元重氏の「マクロ経済学」
を薦めたい。
さえ、その分厚さの前では学習者の多くは途方にくれるほかない。
日本人はコンパクトにすることが得意なのだろうか、
この吉川氏の教科書は非常にまとまっている。
本当にいい教科書だと思う。しかし問題もある。
それは現代経済学入門シリーズと銘打っている割りに内容は決して
初心者向けではないことだ。確かに何度何度も読めば、理解できる
だろうし、マクロ経済学の枠組み見えてくるだろう。
だが読者全員がそうストイックな人間ではない。
より初心者の教科書を求めたいならば伊藤元重氏の「マクロ経済学」
を薦めたい。