この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫) の感想

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タイトルこの世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)
発売日2011-06-23
製作者西原 理恵子
販売元角川書店(角川グループパブリッシング)
JANコード9784043543182
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

西原さんの過去の話からお金に対する考え方を綴っております。
非常に苦労をされており、成功される方はやはりそれなりの
苦労・努力をされているのだなぁと改めて思いました。
現代に生きる我々は非常に恵まれております。
いやそんなことは無いと思われる方もいるかもしれませんが、
東南アジアの一部の人達は生きるか死ぬかという環境で暮らして
います。
そのような人達と比べれば現状が良くないからと言う事は
非常に視野の狭い考え方だなと思いました。
また明日から頑張ろう!何か新しいことをやってみよう!
と思える一冊ではないでしょうか。

作者の幼小の時から今に至るまでの生涯が描かれている。
他人事だからだと思うが、特に学生時代のエピソードが楽しかった。
作者にとってお金がないことで父さんを失ったり、満足に食べられずにいろいろと苦労したが、
カネの大事さを知った。
私も最低限のカネはある意味一番大事だと共感した。
私は無職で転職活動をしているときも家賃・食費などを払えるのがギリギリになったとき、
本当に心の余裕がなかった。
面接行ってはいくら交通費がかかるなどと細かいことも気にしていた。
そんな状態だとなかなかその現状から抜け出すのは難しい。
そうならないためにも最低限のカネはもっとおかなきゃいけないと、1年前の自分を思い出した。
今は貯金ないが、自分に投資できるだけのお金を稼ぐことができ、
好きな人に会い好きなことをできている状況に有難いなあ~と感じた。

作者の考え方もいい意味で変人・異端・変態で、それが作者の独特の世界観を作っていて
話に引き込まれる。ここまでの経験(話)だけでメシを食べていけるよ!
希少性は武器になる。他人が真似できない独自の資源だから。
こういう人はコアなファンがつく、ついている。

【新装版 発行までの経緯】
・旧版の発行元である、理論社が倒産 → サイバラ氏、印税の2000万円をもらい損ねる。
・サイバラ氏、理論社との壮絶な戦いの末、旧版の在庫を手にする(数千冊ぐらい?)
’・表紙だけ入れ替えて、新装版の発行にこぎつける(発行元はユーメイド、しかも、理論社のものより価格が安い!)

以上の経緯で出版されたのがこの本です。(このあたりのお話は、画力対決に詳しいです)
サイバラ氏が身をもって、「カネ」、の大切さを示しました。
まさに有言実行。すばらしいと思います。

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