Original Album Classics: Lou Reed の感想

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70年代後半の5作品「ロックン・ロール・アニマル」（ライブ）、「ロックン・ロール・ハート」、「ストリート・ハッスル」、「ザ・ベルズ」、「グローイング・アップ・イン・パブリック」をセレクトしたお徳用盤。

「トランスフォーマー」や「ベルリン」、「コニー・アイランド」を含む70年代初頭5枚組や、「ブルーマスク」、「リジェンダリー・ハーツ」、「ライブ・イン・イタリー」を含む、80年代作品の5枚組みに比較したら、アピール度の低い地味な作品に映るかもしれない。

正直言ってルー・リードの紡ぎ出した歌世界にこれから入って行こうとするリスナーの方には、あまりおすすめできない。

しかしこれらの盤のすべてがそれぞれにルー・リードらしく実験的かつ冒険的である。聴くほどに愛着が湧いてくる。ルー・リードのファンとしては決して避けて通れない名作ばかりだ。