路地裏のあやかしたち (3) 綾櫛横丁加納表具店 (メディアワークス文庫) の感想

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タイトル路地裏のあやかしたち (3) 綾櫛横丁加納表具店 (メディアワークス文庫)
発売日2014-06-25
製作者行田尚希
販売元KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
JANコード9784048666947
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学

購入者の感想

京都に本当にありそうなお話で(笑)
他にもこんな感じで読み飛ばせるものがあればよいですね。

 前作(2)では、「少々残念・・・」なぞというレビューを書かせて頂きましたが、
この(3)では、うんうん!、作者・行田さん、きちんと修正されてきました~!。

 特に、第一章に登場する「鵺」。
 50年間も高校生を繰り返し続けているって・・・・、これは、「彷徨えるオランダ人」ならぬ、
「彷徨える高校生」と、ちょっと書き方を変えればホラーにもなるエピソードでは・・・。
 二章・三章の「天邪鬼」「雪女(蓮華)」は、女妖怪の繊細な女の子心”に、グッ・・・
となりました。ちょっと突発的な感も受けますが、でも“女の子心”って、妖怪でも
そうだろうな・・・・・と、オジサンはしたり顔をしてみます。

 そして、高校卒業後の進路について、ぐずぐず悩む洸之介クン。
「母子家庭で、裕福じゃない」なぞと言っておりますが、人生50年近く生きてきた
オジサンは、「それでも、君は恵まれているんだぞ~!!」とお説教したくもなり
ますが、でも、高校生当時のわが身を振り返ると、それが“かげがえのない”悩み
であったな~~。
 洸之介クンに、当時の自分を重ね合わせて頂きます。

 洸之介クンの未来に、夢あれや。
 

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