黄金都市の監視者 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-481 宇宙英雄ローダン・シリーズ 481) の感想

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タイトル黄金都市の監視者 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-481 宇宙英雄ローダン・シリーズ 481)
発売日販売日未定
製作者H・G・エーヴェルス
販売元早川書房
JANコード9784150119744
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » ドイツ文学

購入者の感想

オービター艦船《クーレル・バル》に残留して敵地惑星マルタッポンに運ばれ銀河系種族の危機を救うべく手掛りを追う皇帝アーガイリス=ヴァリオ・ロボットの活躍を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第481巻。本巻の執筆者は変幻自在のストーリーテラー、エーヴェルスです。本巻は477巻「幻影狩り」の続きになり前回のヴルチェクからエーヴェルスにバトンタッチした訳ですが、読後偶然に2つの書かれても良かったエピソードとうっかりミスを1つ発見しました。(1)《クーレル・バル》が惑星マルタッポンに赴いた理由が曖昧で結局はハッキリしないままで終わる。(2)ヴァリオの存在が見つかった時点でオービター艦長デルシュトの「そうか、生きていたのか」という驚きが書かれていても良かったのでは。そして(3)クニッター型オービターは最初ウーッと唸るだけだったのが、最後の方ではチャーリーが名前を名乗りヴァリオと会話している。以上ですが、まあ気が遠くなる様な大長編ですから作家の方々もさぞや大変なご苦労でしょうし時々多少の矛盾はあっても致し方ないなと思いますね。
『狂ったオービター』H.G.エーヴェルス著:ヴァリオは敵地惑星マルタッポンに到着した後に折りたたみマスクのクニッターを使ってアクセ型オービターに変身し施設の調査を開始する。本編ではさすがにヴァリオ・ロボットの独白だけでは寂しすぎると考えたのか、狂った女オービターのオルキラとクニッターに生命を与えて共に奇妙な相棒として冒険行の道連れにしていますね。ヴァリオがマスクの崩壊変化に耐えながら狂った女オルキラとの会話にも調子を合わせる等々の半端でない大きなストレスの中で、ひたすら己を信じて敵地惑星で死力を尽す姿に感嘆と尊敬の念を覚えますね。『黄金都市の監視者』H.G.エーヴェルス著:

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