第一次大戦陸戦史 の感想

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タイトル第一次大戦陸戦史
発売日販売日未定
製作者別宮 暖朗
販売元並木書房
JANコード9784890633173
カテゴリジャンル別 » 歴史・地理 » 世界史 » 一般

購入者の感想

ネット掲載分とほとんど同じです。
訂正されるものとかすかに信じていましたが。

冒頭地図で"トルコ"という国がマケドニアを領有しています。これバルカン戦争前の地図ですよね。
(トルコよりオスマン帝国という表記のほうがいいということまでは言いません)
全編にわたって見開き1ページごとに1ヶ所は[要出典]を張り付けたくなる文があります。
事実を積み重ねず意見ばかり書いているからでしょうか。

浸透戦術ですが、ブルシロフが創始者だという意見は英語圏の研究で見たことがありません。
そもそも浸透戦術という名も、ヴェルダン戦中にフランス側がドイツ軍戦術に対し言い出したことです。
ドイツ軍では、1915年に実験部隊が編成されRohr大尉を中心に戦術の改良がなされ、
1916年2月のヴェルダン戦で実戦投入されています。
つまり、突撃隊の歩兵戦術はブルシロフの手法となんら関係がないのです。

師団内の非公式な突撃隊(襲撃隊、猟兵コマンドなどとも呼ばれた)なら1915年半ばから編成され始めています。
ドイツ突撃隊戦術のことなら以下を読んだ方がいいです。
歴史群像アーカイブ volume 3―Filing book ミリタリー基礎講座 2 現代戦術への道 (歴史群像シリーズ 歴史群像アーカイブ VOL. 3)
Stormtroop Tactics: Innovation in the German Army, 1914-1918

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