電子工作のための PIC16F1ファミリ活用ガイドブック の感想

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参照データ

タイトル電子工作のための PIC16F1ファミリ活用ガイドブック
発売日販売日未定
製作者後閑 哲也
販売元技術評論社
JANコード9784774156460
カテゴリ科学・テクノロジー » 工学 » 電気工学 » 電子工学

購入者の感想

内部構成、何を設定しなければならないかはわかりやすく非常によい書籍です。

ただし、最新の(?)IDEで作成するには一部宣言が不足しており、例のプログラムでは
ワーニングが発生、またはコンパイラは通りますが(エラーしない?)が動作はしないものがあります。
まあ、IDEでワーニング内容からヘッダーなどをみればよいのですが、これもよい勉強かもしれません。
タイマー、割込みなど、丁寧に説明してあります。
また、出版社側もワーニング(?)が出る問合せをしたときに、回答がキチンときます。
回答内容は、まあ、いそがしいのでしょう。
他社のPIC関連を出している大学系の出版社は問合せても回答もよこさないところもありますのでしっかりしていると思います。

PICマイコンをこれから始める方には、内蔵モジュールの使い方やプログラム作成法が平易に述べられていて、お勧めします。

既にPICマイコンを使用していて、新シリーズのF1に乗り換えようと考えている方には、あまり新しい情報は得られないと思います。

はっきり言って、「とりあえずF1シリーズを使ってみました」的な印象です。

せったく、F1シリーズを取り上げているのだから、従来シリーズになかった新機能・モジュールを使ったアプリケーションに特化して欲しかったです。

書名の「電子工作のための〜」は建前で、「新しいPICマイコンを使った実習」が適当でしょう。

なお、本書に基づいて実験するには、「Pickit3」と「F1 Evalution Platform」、または「F1 Evalution Kit」が必要です。
2013年6/6時点で、「Pickit3」は秋月で3,900で購入可能ですが、「F1 Evalution Platform」と「F1 Evalution Kit」はダイレクト販売か専門業者(RSやデジキー等)での購入になり、電子工作(趣味)としては、少しハードルが高いように思います。

新しい開発ツールであるMPLAB XとXC8の解説書としては、ユニークで評価しますが、開発環境の整備まで含めると、コストパフォーマンスで減点です。

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