マンガ 物理に強くなる―力学は野球よりやさしい (ブルーバックス) の感想
327 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | マンガ 物理に強くなる―力学は野球よりやさしい (ブルーバックス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 関口 知彦 (原作) |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062576055 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 物理学 » 一般 |
※サンプル画像
購入者の感想
ニュートンの3法則からアインシュタインの一般相対性理論に至る力学のコアとなる着想を、へたな解説ページをはさまず、マンガのみで表現した意欲作。まったくの初学者に近いなら、力学の最初の1冊として、これ以上の本はない気します。むしろ、問題は、この本の次が思いつかないということでしょうか。力学は、現代のモノづくりの現場では軽んじられている気がしますが、すべての物理学分野の出発点といってもいいものなので、もっと一般向け書籍も増えてほしいですね。ですので、もう少し実践的な内容を含んだ2冊目を、探してみたいと思っています。
「マンガでわかる」たぐいの本の中では最高傑作かと思いました.鈴木みそさんの「化学式」の方も読んでいましたが,さらに完成度が高くなってますね.
内容的には,力学から重力に焦点を絞っていて,最終的には一般相対性理論の入口に達するのですが,最後の一般相対論のところで,理論を説明するいろいろな言葉やイメージが主人公2人のココロの接近とリンクしていて,大きな理論を理解する高揚感と2人の気持ちが近づく高揚感が混然としてドキドキしました.
この手の本にありがちな,難しい説明の文字と数式の並んだコラムページをたくさん挟むようなこともなく,練習問題が一カ所あるだけ.しかもそれが,話の転換点となって,対照的なヒロインとライバルの痛烈な議論になるところもすごいです.ヒロインとライバルの勉強論,どちらに共感するかは人それぞれかなぁ縲怐D
内容的には,力学から重力に焦点を絞っていて,最終的には一般相対性理論の入口に達するのですが,最後の一般相対論のところで,理論を説明するいろいろな言葉やイメージが主人公2人のココロの接近とリンクしていて,大きな理論を理解する高揚感と2人の気持ちが近づく高揚感が混然としてドキドキしました.
この手の本にありがちな,難しい説明の文字と数式の並んだコラムページをたくさん挟むようなこともなく,練習問題が一カ所あるだけ.しかもそれが,話の転換点となって,対照的なヒロインとライバルの痛烈な議論になるところもすごいです.ヒロインとライバルの勉強論,どちらに共感するかは人それぞれかなぁ縲怐D