S.H.モンスターアーツ ガメラ (1996) の感想

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購入して満足してます。造形・塗装共、シリーズの中でも1位2位を争う出来だと思います。
ガメラの皮膚の特徴から関節の継ぎ目もあまり気になりませんし、可動域の方も怪獣って所からすれば十分だと思います。飛行形態への下半身交換も楽にしっかりと出来ます。
塗装の方も全体的に良好で、爪やエルボークロウの塗装は特に素晴らしい。心配だった眼の方も若干のズレはあるけど概ね良好。
s.h.monsterarts全般に言える事ですが塗膜が薄い為に剥げやすく、ガメラの場合は特に甲羅の角の部分がブリスターパックと擦れる為、数回出し入れするだけで塗料が剥げてテカりが出てしまいますので注意です。

肝であるウルティメイト・プラズマはクリアパーツで、裏には空間があるのでLEDとか仕込めそう。
しかし、このウルティメイト・プラズマのギミックのセイで、腹甲はサンプルビューの様にはピッタリ真っ平らに合わせることが出来ません。ドライヤーで暖めて押さえつつ冷やせば、多少は修正出来ます。このサイズとギミックとの両立を思えば、多少の事は仕方ない、のかな？
真っ平らとまではいきませんが割と綺麗に閉じてるので個人的にはあまり気になりません。
(気になる様ならギミックを諦めて接着するって手段も・・・。)

難点は、腹甲の展開時に開き難いのとパーツの取れ易い箇所がある所でしょうか(下半身を1度分離してから展開を行うと多少やり易くなります)。
個人的には腹甲の塗装が(内側も)単色なのが惜しいのと、欲を言えば眼の塗装にもう少し透明感と言うか生物感が欲しかったです。

ガメラファンなら買って損は無いと思います。
価格の方は少々高く感じますが・・・このご時世、仕方の無い価格ですかね。

あと。もしもこの後レギオンが出るとなるなら、レギオンのサイズは恐ろしくデカくなるんじゃ・・・(金額もコワイw)

　
　全身。プロポーションや皮膚の造形など劇中のイメージ通りです。
　全体の大きさもゴジラと合わせられてるようで大きめなサイズでした。

　尻尾が支えになるため安定感もばっちりです。

　顔は目が大きく、亀に似た愛嬌のある顔立ちでなんだか可愛く見えます。
　
　口内は牙は鋭く造形されていて、舌まで可動する仕様です。
　
　お腹はウルティメイトプラズマが差し替えなしで展開するギミックがありま
すが通常時は綺麗に閉じられてて違和感もなしです。展開した状態は玉が
クリアパーツで作られていてなかなか質感を出してます。

　腕や足。
　どちらも太短い形状。関節の境目も隙間など目立たず綺麗に作られてると
思います。
　甲羅も亀っぽく再現されていて特撮張りにリアルな造形。
　
　可動は良好で、体型の割によく動きます。
　腰が動かせないので、可動は制限されてしまいますが関節は全然気にならない
仕様となっていました。

　オプションもガメラを表現するモノが付けられており。
　プラズマ火球エフェクト。飛行状態の差し替えパーツもガメラらしさを損なうことなく
表現できます。

　全体的に怪獣らしさを損なうことなく可動させることのできる秀脱フィギュアです。