真実を見抜く分析力 ビジネスエリートは知っているデータ活用の基礎知識 の感想

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タイトル真実を見抜く分析力 ビジネスエリートは知っているデータ活用の基礎知識
発売日販売日未定
製作者トーマス・H・ダベンポート
販売元日経BP社
JANコード9784822250058
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学

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購入者の感想

分析的方法論に基づきビジネスを分析し、経営を行っていくことがこれからのマネージメントにはより求められてくる傾向にある中で、そうしたマネージャーにとっての、入門書的な本だと思います。
分析的方法論の基本的なフレームワークとしての6つのステップを使って、具体的な思考方法を数多く例示している点は分かりやすい。自分の関連する業界に関する分析例は参考になる。
一方、統計学的な手法については敢えて触れていないが、一つか二つは具体的な数字を使って何かのソフトでデータ分析し、レポーティングまで行った例とその解説があると尚良かったと思う。また、「問題のフレーミングのためのチェックシート」や「定量分析に関する良い質問例」は実用的だと思った。

本書は、分析専門家ではない人が、
ビジネスの場面で、分析専門家やデータサイエンティストと呼ばれる人材と一緒に仕事をする上で必要になる”定量分析の知識”
について解説する立ち位置で書かれています。
著者は、定量分析の行い方として以下の「3つの段階と6つのステップ」に整理し解説しています。

段階1:問題のフレーミング
ステップ1.問題認識
ステップ2.過去の地検のレビュー
段階2:問題の解決
ステップ3.モデル化
ステップ4.データ収集
ステップ5.データ分析
段階3:結果の説明と実行
ステップ6.結果の説明と実行

「定量分析がどのような仕組みで行われるのか」、そして「より良い意思決定のためにはそれらをどのように利用したらよいか」について、
上記ステップに従い、過去の多数の事例を具体的に当てはめ丁寧に解説してあるため、非常に理解しやすく納得感があります。

専門的な統計学的な解説は特に出てこないため、社内でデータ分析を活用しようと考えている人であれば、文系・理系問わずお勧めします。
著者は、分析専門家のための本ではないと記していますが、分析専門家の立場の人間が、「自分の行った分析結果をどのようにしたら
ビジネスの意思決定に役立てるか(浸透させられるか)」という視点で読んでも非常に役立つ本であると感じます。

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