地球温暖化を考える (岩波新書) の感想
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参照データ
タイトル | 地球温暖化を考える (岩波新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 宇沢 弘文 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784004304036 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 地球科学・エコロジー » 環境問題 |
購入者の感想
宇沢弘文の著書ということで読んでみましたが、総論という感じで求めていた物と違った。
内容的にも新しいことはなかった。
この分野の関連の仕事をしてるのでそう感じたが、環境問題を勉強している学生などには良い読み物ではなかろうか。
内容的にも新しいことはなかった。
この分野の関連の仕事をしてるのでそう感じたが、環境問題を勉強している学生などには良い読み物ではなかろうか。
本書はスエーデンが先行して果たした環境税を規範に二酸化炭素排出削減を目的とする「炭素税」の設立と国際的な炭素税基金の設立について知る上でよくまとまっている。しかし本書が出版された1995年にはアメリカ合衆国でも国内産業の二酸化硫黄の排出取引に関する税制が議論されていたと思われるが、その点についての情報が無いのが惜しまれた。