捜査一課の辣腕刑事・如月優二の妻で、麻薬組織を追っていた白バイ乗りの舞は、単身アジトに乗り込み殺された。失意のどん底にいた優二は、妻殺しの容疑者を誤認逮捕のうえ瀕死の重傷を負わせる大大失態を演じ、今は交番勤務に甘んじている。いまだ犯人の手掛かりも掴めない警察。事件はこのまま迷宮入りか？警察組織に属しながら何も出来ない優二は、悩み抜いた末にある決断をする。捕まらない犯人をこのままのさばらせていいのか？犯罪被害者はただ泣き寝入りするしかないのか？不条理な殺人事件に対して敢然と立ち向かう決意を胸に秘めた優二だが、そこには想像を絶する敵が隠れていたのだ。優二の運命は…。特集： アスミック・エース特集

警察上層部に対し釈然としない思いを抱えながら、交番勤務を続けていた如月優二（竹内力）はある日、失踪した姉を探す美登里（村井美樹）と警察署内で出会った。明らかに事件の可能性があるにも関わらず警察は家出と断定。事件の匂いを拭えない優二は捜査を開始する。そこで優二が掴んだものは拉致監禁、そして人身売買を行う大規模な組織であった。刑事課の元同僚・武藤（小沢和義）に相談するも、一度組織の下した判断には逆らえなかった。次々と人身売買の犠牲になっていく罪もない女性たち…。やりきれない思いとある決意を胸に、優二は単独で人身売買組織に乗り込んでいった…。特集： アスミック・エース特集

人身売買組織を壊滅させ、交番勤務に戻った如月優二（竹内力）。しかし、組織の内部告発によって、優二はさらに大きな人身売買組織の存在を知ることになる。行方不明の姉を探し続ける美登里（村井美樹）は警察への不満を優二にぶつける。次々と被害にあう女子高生たち…。捜査をしようとしない警察を尻目に、優二は単独、人身売買組織に乗り込んでゆく。そこで優二が見た衝撃の真実とは…。特集： アスミック・エース特集

交番勤務を続ける如月優二（竹内力）のもとに、ある日、姪の可奈が訪ねてくる。彼女は、連絡が取れなくなって数日たつ家出少女、友達の美雪を優二に探して欲しいと告げる。しかし、優二は自らが刑事ではないこと、そして家出してから2ヶ月たっていることを理由に、生活課に報告することだけを約束する。一方、警察署では連続白バイ事件解決のため特別捜査室が置かれ、本庁から来た荒井理沙（濱田万葉）は警察内部の人間へも尋問するのであった。そんな中、美雪が戻ってきた。彼女は何かに怯え、口を開こうとしないが、ただ一言──「…ホームレスが殺された」──と呟く。優二の独自の捜査により、事件は急展開を見せる。ホームレスや少女たちが‘殺人ゲーム’の被害にあっているという。優二は自身の刑事課復帰を勧めてくれている刑事課の矢野（中倉健太郎）と結束し、事件解決へ突き進む。しかし、優二の目の前に現われたのは、過去に優二と深い関わりを持つ一人の男であった…。特集： アスミック・エース特集

如月優二の前に現れた殺人犯、野田。彼の心にも過去からの深い闇が巣食っていた。これは正義なのか報復なのか？殺人現場で遂に警察に包囲された優二（竹内力）と野田（本田博太郎）。しかし機転の利いた行動により何とか逃げ延びる優二であった。一方、人狩ゲームの加害者たちは野田を追う中で、偶然野田のアパートを訪ねてきた刑事課の矢野を拉致する。そして少女とともに人狩ゲームの被害者となってしまう矢野。しかし刑事課は拳銃自殺として矢野の事件を処理してしまう。事実を知った優二は人狩ゲームの組織壊滅のため本陣へと乗り込んでいくのであった…。特集： アスミック・エース特集