広瀬公平は愛車のZ32に乗り込み、湾岸最強と言われている‘ゴールドR（R33）’を待ち構えていた。‘ゴールドR’が姿を現し、公平はバトルを仕掛けるのだが…、クラッシュしてしまう。同乗していた友人に瀕死の重傷を負わせてしまい、二度と車の運転をしないと決意するのだった。車から遠ざかっていた公平の前に、かつて父が乗っていたS30Zが現れる。車には乗らないと決めていた公平だったがそのS30Zに惹かれていく。ミッドナイトブルーに輝くそのS30Zは、かつて湾岸で伝説にもなっていた‘悪魔のZ’なのだろうか…。

‘L型エンジンの達人’と呼ばれたチューナーの笠原修三の手によって蘇った‘悪魔のZ（S30Z）’。広瀬公平は‘悪魔のZ’に乗り込み、最新技術の粋を集めた‘ゴールドR（R33GT-R）’とゼロヨンで勝負することになった…。ゼロヨン勝負では、圧倒的なマシンの性能差を見せつけられた。ゼロヨン勝負で壊してしまったエンジンは再び笠原の手により蘇る。公平は伝説のチューナーの手により復活したS30Zを駆り、湾岸での限界ギリギリの最高速バトルに突入する。