フラワー（大沢樹生）…そいつは伝説の殺し屋。残虐で無慈悲。女子供にも容赦ない。メキシコで殺しのスキルを磨き、殺人現場に一輪の花をたむけて姿を消す。その意味は誰にもわからない。フラワーの名は裏社会では都市伝説化していた。あるとき、フラワーの抹殺依頼を受けた女殺し屋のモモコ（亜矢乃）がフラワーを追う。やがて対峙するが、その正体は噂とまったく違っていた…

フラワー。死者に花をたむける心優しき殺し屋――フラワー（大沢樹生）は仲間のモモコ（亜矢乃）の手引きで隠れ家に身を隠していた。なぜなら、彼が以前属し、そして逃げた闇の殺し屋軍団の首領・マザー（水谷ケイ）とその部下たちが彼の命を狙っているからだ。果たしてその目的とは――？

コマシのプロ・海藤仁のもとに、コンビを組みたいという男・タツヤが現れた。一匹狼の仁はタツヤを巻いて次なるターゲットの玲子に声をかける。ところが、花婿募集中の彼女に一目ぼれられた仁は、狙った獲物に狙われてまたもや逃げるハメに。仁を巡ってハチ合わせたタツヤと玲子はなんと幼なじみ！しかもタツヤは玲子に惚れているらしいのだ。結局コンビを組んだ仁とタツヤが仕事（ターゲット）を探していると、嫌がる女性に強引に迫っている男を目撃。