ほんとうの株のしくみ (PHP文庫) の感想
参照データ
タイトル | ほんとうの株のしくみ (PHP文庫) |
発売日 | 2013-10-03 |
製作者 | 山口 揚平 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569760643 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 株式投資・投資信託 |
購入者の感想
NISAが始まるのをきっかけに株式投資を開始しました。何冊か入門書を読んだ後で、AMAZONでの評価が高かったこの本を読みました。初心者でも分かりやすかった上に、内容は非常に深いと思います。これまで持っていた株式投資のイメージが一新し、ほんとうに大切なことは「投機」ではなく、「投資」なのだと気がつきました。株式投資をスタートするにあたって、どんな人や本から影響を受けるかで、その後の投資人生に大きな差が出ると思います。一時的なトレンドに一喜一憂せずに確固たる信念をもって資産運用を始めたい方にぜひ薦めたい一冊です。
著者は、粉飾決算で世間を賑わせたカネボウや経営不振に陥ったダイエーの企業再生をし、また、自身で事業を立ち上げ売却した経歴を持つなど最前線の実務を体験してきた方です。そんな彼が「株式投資」というものを初心者にも理解しやすいように解説した作品です。
個人的に役に立ったのが、馴染みのない人にとっては「ギャンブル」だと捉えられがちな株式投資と他のギャンブル(競馬やパチンコ)、生命保険、為替取引などとを1,コスト 2,必要な投資額 3,有望度の3点から比較して、株式投資が資産増加のために最も効果的な方法であることを示した第1章です。無根拠な投資アレルギーを持っている方はこの章だけでも読まれると株式投資に対する姿勢が少し変わるかもしれません。
他にも、投資家が軽視しがちなPER、PBR、ROEの基本3指標の関連性や投資における心構え、利益とリスクの関係など、他の株式投資本にも書かれているオーソドックスな内容がもれなく、コンパクトに解説されています。文庫形式で出版されているため、盛り込める内容の量には限界がありますが、自らの投資を振り返りたくなった時に手軽に確認できるので、初中級者の方にもオススメできそうです。
個人的に役に立ったのが、馴染みのない人にとっては「ギャンブル」だと捉えられがちな株式投資と他のギャンブル(競馬やパチンコ)、生命保険、為替取引などとを1,コスト 2,必要な投資額 3,有望度の3点から比較して、株式投資が資産増加のために最も効果的な方法であることを示した第1章です。無根拠な投資アレルギーを持っている方はこの章だけでも読まれると株式投資に対する姿勢が少し変わるかもしれません。
他にも、投資家が軽視しがちなPER、PBR、ROEの基本3指標の関連性や投資における心構え、利益とリスクの関係など、他の株式投資本にも書かれているオーソドックスな内容がもれなく、コンパクトに解説されています。文庫形式で出版されているため、盛り込める内容の量には限界がありますが、自らの投資を振り返りたくなった時に手軽に確認できるので、初中級者の方にもオススメできそうです。