宇宙人のしゅくだい (講談社青い鳥文庫) の感想
参照データ
タイトル | 宇宙人のしゅくだい (講談社青い鳥文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小松 左京 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061470743 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
日本沈没など、日本SF界の重鎮、小松左京が書く子供向けSF
小松左京とは思えないぐらい、子供向きのSFです。
構成は、ほぼ11ページに1編、挿絵が1ページ
と12ページで構成された短編が25編載っています。
子供向けに書かれていますが、そこは小松左京、
深く考えさせられる内容で意外と大人でも楽しく
いわゆる「こどもだまし」の本ではありません。
もともとは新聞の日曜版に連載されていたものを
文庫化したと見えて、25編の中には苦し紛れの
ものもありますが、未来が見える装置で、あまりにも
未来が見渡せることに嫌気がさし、もらった装置を
捨ててしまう短編など含蓄が豊富だなぁと
大人になったいま読んでみて思いました。
挿絵もちょっと不思議な挿絵で、巻末のプロフィールを
見てなるほどと思いました。
手元の本は2002年時点で53版!と多くの人に
読み継がれています。ぜひ子供にも面白いこの本を
手に取ってみてください。おすすめです。
小松左京とは思えないぐらい、子供向きのSFです。
構成は、ほぼ11ページに1編、挿絵が1ページ
と12ページで構成された短編が25編載っています。
子供向けに書かれていますが、そこは小松左京、
深く考えさせられる内容で意外と大人でも楽しく
いわゆる「こどもだまし」の本ではありません。
もともとは新聞の日曜版に連載されていたものを
文庫化したと見えて、25編の中には苦し紛れの
ものもありますが、未来が見える装置で、あまりにも
未来が見渡せることに嫌気がさし、もらった装置を
捨ててしまう短編など含蓄が豊富だなぁと
大人になったいま読んでみて思いました。
挿絵もちょっと不思議な挿絵で、巻末のプロフィールを
見てなるほどと思いました。
手元の本は2002年時点で53版!と多くの人に
読み継がれています。ぜひ子供にも面白いこの本を
手に取ってみてください。おすすめです。