叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本 の感想

子どもにとって、こういう親に育てられたら本当に幸せだと思います。

望ましい行動を、心から褒めて、スモールステップで身につけさせる。
のぞましくない行動は、叱るのではなく、それに対するごほうび、メリットを与えないことで減らしていく。
そして、子どものわがまま（エンジン）と我慢（ブレーキ）を両方育てていく。

子どもにゲームの時間を守らせられない、子どもが身支度やかたづけを言われないとしない、もしくは言われたことしかやらない…日常よくぶつかる問題ですが、親としてどうしたらぶれない対応ができるのか、学べます。

決して簡単なことではありませんが、このように親が主導的に、丁寧な子育てをすることで子どもは安定して、またのびやかに成長できると思います。本人は優しいつもりでいて、そのときの気分でコロコロ対応が変わる親（自戒をこめて言いますが、いま本当に多いです）に育てられる子どもはかわいそうです。

子育て中の方にぜひ読んでいただきたい一冊。