るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― カラー版【期間限定無料】 7 (ジャンプコミックスDIGITAL) の感想
参照データ
タイトル | るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― カラー版【期間限定無料】 7 (ジャンプコミックスDIGITAL) |
発売日 | 2014-09-10 |
製作者 | 和月伸宏 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
るろうに剣心で一番人気のある“京都編”が始まる巻。
このマンガは、この京都編を境にして大きく変わっていってしまう。
京都編を描いたことで、作者が“少年漫画”を描きたいと強く思うようになってしまい、
結果として作品の末期では、前半で築いた作中のバランスが崩れていってしまった。
(人誅編はテーマそのものは素晴らしいので、できればこの時期に描いて欲しかった)
だが、この頃〜追憶編ではまだそれらのバランスが絶妙に維持されている。
気持ち次第で勝敗が左右されてしまうような要素は薄いし、
弥彦はでしゃばらないし、左之助用の対戦相手も無理に作られない。
つまり、物語の質がそれら少年誌的要素より重要視されていたのだ。
突っ込みどころはあれど、この頃は大人の鑑賞に堪えられる少年漫画だった。
ここでは、斉藤の強さと迫力が存分に描かれている。
これ以後、牙突壱式がとりあえず破られてしまう技
になってしまったことが信じられないくらい強い。(笑)
技も表情も鬼気迫る、この時期だけの斉藤をごらんあれ。
このマンガは、この京都編を境にして大きく変わっていってしまう。
京都編を描いたことで、作者が“少年漫画”を描きたいと強く思うようになってしまい、
結果として作品の末期では、前半で築いた作中のバランスが崩れていってしまった。
(人誅編はテーマそのものは素晴らしいので、できればこの時期に描いて欲しかった)
だが、この頃〜追憶編ではまだそれらのバランスが絶妙に維持されている。
気持ち次第で勝敗が左右されてしまうような要素は薄いし、
弥彦はでしゃばらないし、左之助用の対戦相手も無理に作られない。
つまり、物語の質がそれら少年誌的要素より重要視されていたのだ。
突っ込みどころはあれど、この頃は大人の鑑賞に堪えられる少年漫画だった。
ここでは、斉藤の強さと迫力が存分に描かれている。
これ以後、牙突壱式がとりあえず破られてしまう技
になってしまったことが信じられないくらい強い。(笑)
技も表情も鬼気迫る、この時期だけの斉藤をごらんあれ。
「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 」は1994年から週刊少年ジャンプに掲載された、歴史浪漫漫画。主人公は剣の達人、逆刃刀を腰に下げ、不殺を誓う流浪人・緋村剣心。時代は明治維新直後。かつて「人斬り抜刀斎」とおそれられた緋村剣心の活躍を描く。とりあえずこの漫画の魅力は普段はほんわかしているのに圧倒的に強い剣心と次々に登場し、最初は敵でも後には仲間になってくれる登場人物達の個性。絵も綺麗なので意外に女性のファンも多いのも特徴。その本巻、剣心の前に元新撰組の斎藤一が現れた。今は警視庁の密偵である斉藤は剣心の力量を測りにきたのだ。内務卿・大久保利通から、人斬り抜刀斎の後継者・志々雄真実の暗殺を依頼された剣心は…