「数字」で考えるコツをつかめば、仕事の9割はうまくいく (中経出版) の感想

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タイトル「数字」で考えるコツをつかめば、仕事の9割はうまくいく (中経出版)
発売日2012-09-07
製作者久保 憂希也
販売元KADOKAWA / 中経出版
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購入者の感想

数字分析の基礎が網羅されている良書。
「この数字を見なさい!」ではなく、「なぜその数字を見るべきなのか」
という理由を記載してくれていてるので理解が進みます。
例:粗利と営業利益で企業を判断してみてください。
理由:粗利率が高い→原価が低い→(低くても売れるほどに)ブランド力が高い。
しかし業種によっては、粗利率が高くなりにくいので、営業利益とあわせて見る必要があるなど。

また事業や人の評価といった、定性的な意思決定する場合、どうやって定量情報におきかえればよいのか? 
なども例をもとに記述されており、非常に読みやすい内容です。

書いていて思いましたが、この著者の本は(4冊しか読んでませんが)、
図や事例がわかりやすく、どんどんあたまに入ってきて、
腹落ちする感覚があります。非常に丁寧な仕事をされているなあ、とファンになりました。

「日本一やさしくて使える税金の本」が読みやすかったので、
同じ著者の新刊ということで購入してみた。

タイトルから逸脱せず、数字を使ってビジネスの会話をする
という点をきっちり章立てて文が流れていくので一気に読めた。

数字が重要と強調しつつも「情報収集に時間をかけない」という
著者のバランス感覚が、「理屈」より「結果」に重きを置いている
実務家だなと思わせる。

4章の「数字で表現する」が個人的には面白かった。
”タウリン1グラム”では、確かに「少なっ!」って思う。
逆に、表現やグラフの単位を工夫すれば自分の思うような
印象操作が可能になるので、そういう意味では数字の絶対性も
疑う必要があるな、と勉強になった。

「学ぶ」より「使う」一冊。

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