図解 海外子会社マネジメント入門: ガバナンス、リスクマネジメント、コンプライアンスから内部監査まで の感想
参照データ
タイトル | 図解 海外子会社マネジメント入門: ガバナンス、リスクマネジメント、コンプライアンスから内部監査まで |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 毛利 正人 |
販売元 | 東洋経済新報社 |
JANコード | 9784492093184 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 海外進出 |
購入者の感想
主に中国子会社の監査に向けての情報収集の為に、購入しましたが、本書は、中国に限らず、グローバルスタンダードな立ち位置で、海外子会社のガバナンス手法と体制、ガバナンスのデザインと導入事例、海外子会社に対するリスクマネジメントやコンプライアンス活動の展開、内部監査活動の展開に向けての重要なポイントが詳細に解説されています。
最近会社が米国にある同業の会社を買収したため、統合計画(PMI)を検討しなくてはならなくなり、本書を購入しました。
本書は、自前で育てた海外子会社だけでなく、M&Aで買収した子会社についてもかなりのスペースを割いて、どのようにマネジすべきかを丁寧に解説しています。特に買収の目的を達成できなくなるリスクを識別、評価し、その対応状況を買収後の初監査で確認するという全体の流れが良く理解できました。各章で著者が実施した実際の事例が紹介されているため、全体に説得力があり実務的にも大変参考になりました。もっと早くこの本と出会っていれば、買収前のデューデリジェンスなどの参考にもなったと思います。買収した海外子会社にどのようにガバナンスを効かせるかという点について、企業担当者がマネジメントの各要素をインデックス的に参照できるという点で大変実務的な参考書です。
本書は、自前で育てた海外子会社だけでなく、M&Aで買収した子会社についてもかなりのスペースを割いて、どのようにマネジすべきかを丁寧に解説しています。特に買収の目的を達成できなくなるリスクを識別、評価し、その対応状況を買収後の初監査で確認するという全体の流れが良く理解できました。各章で著者が実施した実際の事例が紹介されているため、全体に説得力があり実務的にも大変参考になりました。もっと早くこの本と出会っていれば、買収前のデューデリジェンスなどの参考にもなったと思います。買収した海外子会社にどのようにガバナンスを効かせるかという点について、企業担当者がマネジメントの各要素をインデックス的に参照できるという点で大変実務的な参考書です。