Unityライブラリ辞典 ランタイム編 の感想

スマホ関連は読んでませんが、別に記述様式に違いはありません。

本家サイトのスクリプトリファレンスの、ランタイムクラスのVariablesとFunctionsの見出しを和訳し、関数には簡単なサンプルが付きます。付かないときもあります。
何の変数？何をする関数？といったことはすぐに分かります。
またスマホ、ネットワーク、通常用、プロ専用と区分けされたサンプルプロジェクトをネットからダウンロードする形になっています。

たまに「この関数はこういう用途で使います」という記述があります。
たまに「オクルージョンカリングとは？ライトプローブとは？」といった具体的な解説と設定方法の記述があります。

ランタイムクラス全部の概要さえ訳してくれればいい、という方向けだと思いますが、その割にサンプルプロジェクトが充実していました。
ともかく「シュリケンって何者なんだ」とか「SkinnedClothってどう使うんだ」という目的で買うものではないです。辞典であってガイド本ではありません。
逆引き索引の使いやすさなどもあるので、買おうか迷ってる方は試しに読んで実際の使い方でシミュレーションしてみることをオススメします。