「バカな」と「なるほど」 の感想

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タイトル「バカな」と「なるほど」
発売日販売日未定
製作者吉原 英樹
販売元PHP研究所
JANコード9784569820361
カテゴリ » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 会社経営

購入者の感想

神戸大学の名誉教授である吉原英樹氏が書かれた
実践的な競争戦略論を説いた本です。

本書で言う「バカな」(非合理性)があれば、競合は模倣する気が
失せ、その間に稼ぐことができる。結果として「なるほど」(合理
性)があれば、それで良いのです。

具体的な企業による多くの事例が挙げられており、
学びやインスピレーションを受けることが必ずあると思います。

以下に、私がこの本を読んで参考になった部分を、引用してご紹介します。

・ワイン業界から非難され、軽蔑されたイエロー・テイルは、なぜ成功したか。
 多くのアメリカ人がワインを敬遠していたのは、
 味わいが複雑すぎて堪能できなかったこと、それに、種類の多さ、
 ラベルの専門用語が理解できないなどのためだとわかったので、
 イエロー・テイルはワインとしてではなく、ビール、カクテルなど、
 友人たちと気軽に楽しめる飲み物として売り出された

・成功企業の経営は外部の者には「バカな」とみえても、
 じつはよく考えぬかれており、「なるほど」と納得できる合理性を有している

・尊敬される差別性より、後者の軽蔑され、バカにされる差別性のほうが、
 戦略が備えるべき差別性の特徴としてはずっと重要であると思う。
 なぜか。みんなが尊敬し、あこがれる差別性の場合、
 競争会社はすぐにその戦略を模倣する

・業界間の落差を利用して戦略を発想するという方法からすると、
 遅れた業界の企業は幸せである

◆戦略を社員に伝達する方法
 ・口頭によるもの
 ・文書による方法(経営計画の作成とその発表)
 ・人事
 ・予算
 ・組織
 ・トップマネジメントの日常の言動

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