面接ではウソをつけ (星海社新書) の感想

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参照データ

タイトル面接ではウソをつけ (星海社新書)
発売日販売日未定
製作者菊原 智明
販売元講談社
JANコード9784061385061
カテゴリジャンル別 » 資格・検定・就職 » 学生の就職 » 面接対策

購入者の感想

冒頭で筆者も主張しているように、本書はあくまで【弱者】のための本です。
コミュニケーションに自信がない、自分に武器がない、なぜか面接では連敗…
そういった方向けの本であって、面接には連戦連勝、自信たっぷりで不安がない、
こういった方々は読んでも時間の無駄と感じるかもしれません。

それは、何をしなければいけないか分かっているか、分かっていないかの差かと感じました。

本書では、就活生も営業職も同じという体で語られており、
・トップ営業マン(強者)とダメ営業マン(弱者)の差は、ほんのわずかでしかない
・ルールに気づいて、いち早く戦術を変えたほうが勝つ
という筆者の経験に基づいた二点の根拠から、話が展開されていきます。

ウソをつけというタイトルのせいで誤解されがちですが、ごまかして内定をとれ、
という話ではなく弱者が強者と競り”内定”というゴールに向かう為の本です。

就職・転職活動でも、実際のビジネスでも結果に対しての振り返りが重要です。
「なぜ自分は他の人に負けたのか(採用されなかったのか)」
これを考えない限り、ゴール(採用、良い結果)は仮にあっても一過性のものです。

強者が自然と出来ている”他者との差別化”について考えた事が無ければ、
本書後半にそのエッセンスが散りばめられています。
自分の頭で考える事を奨励していますので、それらを言われた通りやるのではなく、
自己流にアレンジしながら実行していく必要があるでしょう。

大学入試の筆記テストが終わり、簡単に数字では評価が得られず苦しむでしょう。
しかし長い人生そこからが勝負です。
弱者であればあるほど、頭を使って他者との勝負に勝たねばなりません。

読んですぐ結果が得られるわけではありませんが、一歩一歩進んでいける気分になりました。

就活弱者のための面接指南本です。

元営業マンによる著者の体験談は役に立ちます。
なぜなら、ダメダメだった頃のやり方や気構えが書いてあるからです。
「お客さんにとって、そもそも営業ってのは迷惑なものだ」と理解したからこそ、トップ営業マンになれたと。

弱者だけでなく、強者にとっても役に立つ一冊です。

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