オンラインゲームのしくみ Unityで覚えるネットワークプログラミング の感想
参照データ
タイトル | オンラインゲームのしくみ Unityで覚えるネットワークプログラミング |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 河田 匡稔 |
販売元 | SBクリエイティブ |
JANコード | 9784797375916 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » その他 |
購入者の感想
あくまでオンラインゲームのしくみがどのようなものかざっくり解説した書籍です。例えばこういうゲームならこういうことに気をつけなければならないとか。unityのコードで通信のやりとりがどのようになっているか随所に解説がありますが正直必要なのか疑問です。どのような環境でオンラインゲームを作るのか不明確なままでいきなりコードが例文として出てくるので戸惑います。
この書籍の内容はオンラインゲームの仕組みでソケット通信について解説していますが、おそらくP2Pでの対戦ゲームを想定しているような気がします。クライアント・サーバシステムで実践的なオンラインゲームを構築してみたいと思っている人はあまり参考にならないかもしれません。一応クライアントとかサーバといった用語は出てきますが具体的なPC環境や使用しているアプリケーションとかそういう説明があるわけではないので。
この書籍の内容はオンラインゲームの仕組みでソケット通信について解説していますが、おそらくP2Pでの対戦ゲームを想定しているような気がします。クライアント・サーバシステムで実践的なオンラインゲームを構築してみたいと思っている人はあまり参考にならないかもしれません。一応クライアントとかサーバといった用語は出てきますが具体的なPC環境や使用しているアプリケーションとかそういう説明があるわけではないので。
----<本書の概略>-------------------------
・使用している言語はC#。
・全ページカラー。サンプルデータは
サポートサイトからDLする方式です。
----<内容について>-------------------------
本書と同じくバンダイナムコの関係者の方が執筆されており
似た時期に同じ出版社から発売されたゲーム製作の解説本
「Unityゲーム開発 オンライン3Dアクションゲームの作り方」
と名称は少し似ていますが、全然違う内容の本です。
上記の「Unityゲーム開発」の方は
「Unityでゲームを作ってみようよ。Unityの機能を使って
マルチプレイ機能もつけてみよう」という感じの内容でした。
それに対して本書は
「オンラインゲーム作成時の考え方を解説したよ。作例の製作にはUnity使ったよ」
という感じの本です。
そのため本文ではUnity自体の解説はなく、ソケットプログラミングの解説、
そして遅程や切断などのオンラインゲーム固有の問題に対処するための
考え方やゲームデザインの解説に重点を置いた内容となっています。
Unityについては本書の言葉を引用すると
「(サンプルの)ゲームを簡単に動作させるという目的のためだけに
Unityを使用した」ということなので、本文内ではUnity自体には
ほぼ触れられておらずC#についても解説はありません。
おそらく対象読者は「C#とUnityについては分かってる。
そのうえでネットワーク関連のプログラミングの基本と
ある程度シビアに速度が要求されるオンラインゲームの
考え方が知りたい人」という感じかな、と思います。
同じ出版元の類書で言えば、少し古くて違う部分も色々あるけど
GDシリーズの「オンラインゲームプログラミング」がコンセプトは
近い内容かもしれません。上記の本と同じく本書も「NAT超え」の
・使用している言語はC#。
・全ページカラー。サンプルデータは
サポートサイトからDLする方式です。
----<内容について>-------------------------
本書と同じくバンダイナムコの関係者の方が執筆されており
似た時期に同じ出版社から発売されたゲーム製作の解説本
「Unityゲーム開発 オンライン3Dアクションゲームの作り方」
と名称は少し似ていますが、全然違う内容の本です。
上記の「Unityゲーム開発」の方は
「Unityでゲームを作ってみようよ。Unityの機能を使って
マルチプレイ機能もつけてみよう」という感じの内容でした。
それに対して本書は
「オンラインゲーム作成時の考え方を解説したよ。作例の製作にはUnity使ったよ」
という感じの本です。
そのため本文ではUnity自体の解説はなく、ソケットプログラミングの解説、
そして遅程や切断などのオンラインゲーム固有の問題に対処するための
考え方やゲームデザインの解説に重点を置いた内容となっています。
Unityについては本書の言葉を引用すると
「(サンプルの)ゲームを簡単に動作させるという目的のためだけに
Unityを使用した」ということなので、本文内ではUnity自体には
ほぼ触れられておらずC#についても解説はありません。
おそらく対象読者は「C#とUnityについては分かってる。
そのうえでネットワーク関連のプログラミングの基本と
ある程度シビアに速度が要求されるオンラインゲームの
考え方が知りたい人」という感じかな、と思います。
同じ出版元の類書で言えば、少し古くて違う部分も色々あるけど
GDシリーズの「オンラインゲームプログラミング」がコンセプトは
近い内容かもしれません。上記の本と同じく本書も「NAT超え」の