二ツ星駆動力学研究所(1) (ヤングジャンプコミックス) の感想

収録内容はwebで連載されているものと一緒です。
毎週web連載を欠かさず読んでいる熱心なファンなら、改めて購入する必要もないでしょう。
※ただし、単行本収録分の回は、単行本発売と同時に公式サイトから削除されていますので、バックナンバーを読みたい場合はこちらの購入が必須になります。

新たに書き下ろしというか収録されている有名ミニ四駆レーサーさんとの対談はそれなりにためになります。
が、こちらももしかすると純粋にミニ四駆のカスタムに関係することならレーサーさん個人のブログを見たほうが良いかもしれません。

基本的に連載作品の再収録なので、予想を上回るものでも下回るものでもないというのが正直な所でした。

ただ、まだ一度もこの作品を読んだ事がない人であれば、

「知識も財力もある大人になってからミニ四駆を楽しむ喜び」
「同じ趣味の仲間が集まってざっくばらんに語らう喜び」
「男の世界であるミニ四駆に可愛い女の子が飛び込んできてくれるという「何この俺得！」的な喜び」

なんかが存分に味わえると思いますｗ

私も何人かでチームを作ってミニ四駆を楽しんでいますが、ミニ四駆ほどチームで楽しんだほうが楽しいホビーもなかなかないんじゃないかと思ってますし、またやっているとどんどん仲間が増えていって自然とこの漫画の様なやり取りが生まれてきます。

そういった「チームでホビーを楽しむ」という描写が、実に上手く表現されていると思います。

過去にミニ四駆で遊んだ皆さん、そして現在ミニ四駆で遊んでいる皆さん、特別ディープな内容でも値の張る価格でもありませんので、是非一度気軽に手にとって読んでいただけたらと思います！