本試験型 消防設備士4類<甲種・乙種>問題集 の感想

内容的には直近の受験者からの情報をもとにしているのではないかと思える。
その意味では他の問題集とおもむきが異なり、刺激にはなる（とくに実技部分）。

ただ何箇所か間違いがあります（最近出た問題集には共通していえること）。
直前にはこうした間違いが自分でわかるようになるので、勉強の成果の現れだと考えるようにしました。

弘文社の「よくわかる」「本試験によく出る」などは定番だが、最初は皆がやっているこれらのテキストから、自分にあったものを選んで取り掛かるとよい。
２度ほど繰り返して感じがつかめたら、このような模擬テスト形式の問題集をやりましょう。ざっと流すだけでも違います。

この試験は過去問が手に入らないので、最終的にはこういう問題集を何冊かやって本番の感じをつかむしかない。
ただ甲4の製図にかんしては、自分なりにいろんな本を使って、試行錯誤して理解する必要があるかも。

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余談ですが、過去に乙4は実技58点、甲4は実技59点で落ちています。
どちらも2週間程度しか勉強しなかった。筆記は短期間でもなんとかなりますが、実技（とくに製図）は甘く見ないほうがいいでしょう。

今回3年越しでようやく甲4にうかりましたが、それでも実技61点です。
準備に2ヶ月かけても前回よりもそんなに点が伸びなかったのは、それだけ鑑別や製図の出題内容にばらつきがあるということだと思います。
いわゆる良問が少なく、弁当箱のスミをつつくような問題が多い。
何回も落ちたので、それだけ理解も深まりましたが…警戒区域など、いわゆる基礎的な知識を確実に理解し、応用できるようにすることが肝心だと思います。