ウメハラ To live is to game の感想
参照データ
タイトル | ウメハラ To live is to game |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569813479 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
思い出補正だろうか。
確かにゲーセンにはそういう熱い空気があった。いや、濁った空気と云うべきだろうか。
俺が強い。俺の方が強い。アイツが強い。コイツは弱い。舐めてる。遊んでる。コイツ、こんなに強かったのか。
薄暗い店内。煙草と埃の匂い。脂とジュースでべたべたする床。
歓声、奇声、怒号、罵声。BGM、効果音、ボタンを叩く音、両替機の慣らす金属音。白熱し灰皿を落とす音、台を蹴る音。時には灰皿ソニックブーム。
今では秒殺されるだけの私だが、何十連勝出来た時期もあった。
別の土地に行けば、俺より強い奴が居て、俺より強い奴と戦う為に練習を繰り返した。
様々な数値を眺め、理論構築をしても指が動かない。反復練習をしても、対戦の緊張に負ける。
やがて気付く、”これは哲学だ”。
肉体の疲労や苦痛を伴わない、精神力と意志、それらを下地に行われる思考と正確で精密な動作。
また、ゲーセンに戻りたくなる一冊。
確かにゲーセンにはそういう熱い空気があった。いや、濁った空気と云うべきだろうか。
俺が強い。俺の方が強い。アイツが強い。コイツは弱い。舐めてる。遊んでる。コイツ、こんなに強かったのか。
薄暗い店内。煙草と埃の匂い。脂とジュースでべたべたする床。
歓声、奇声、怒号、罵声。BGM、効果音、ボタンを叩く音、両替機の慣らす金属音。白熱し灰皿を落とす音、台を蹴る音。時には灰皿ソニックブーム。
今では秒殺されるだけの私だが、何十連勝出来た時期もあった。
別の土地に行けば、俺より強い奴が居て、俺より強い奴と戦う為に練習を繰り返した。
様々な数値を眺め、理論構築をしても指が動かない。反復練習をしても、対戦の緊張に負ける。
やがて気付く、”これは哲学だ”。
肉体の疲労や苦痛を伴わない、精神力と意志、それらを下地に行われる思考と正確で精密な動作。
また、ゲーセンに戻りたくなる一冊。
正直あまり期待しないで購入しました。
内容としてはウメハラ氏の壁際の逆転劇にはじまり
そこから過去を振り返るような形でスト’2ダッシュ以降の対戦シーンを
地元のゲーセンから徐々に猛者を求めて強者に曳かれるように
進んでいくところが描かれてます。
他の著書でも書かれているように、情報にとらわれずともかく実践して判断するスタイルを
小中学生のころから取っていたというのには正直驚かされます。
最初はウメハラ氏の著書「勝ち続ける意志力」のドラマ視点の内容かと思っていましたが
なんと、スト’2の聖地だったビッキーズの話が出てきたのはちょっと驚きでした。
プレーヤーも当然名前は変えられていましたが、当時のプレーヤーであれば十分誰が誰か判別できる
方が登場されており、あの頃の熱さがよみがえってきました。
ウメハラ伝説と言えば、ハンター以降のアキバSEGAあたりほうが有名ですが
ダッシュ、ターボ、スパ’2時台のスーパープレーヤたちがそれらしい名前で登場したことは
同じ時代を生きた者として正直しょぼい絵柄のこのマンガを見ても涙が出ました。
その辺の時代背景を知らなくてもあの頃のゲーセンの熱さや変な熱気は十分伝わってくる良作です。
地元から猛者の集うゲーセンまで転戦しボコボコにされ、才能の違いをいたいほど知った主人公
せっかくおもしろくなってきたあたりでストーリーがかなりいい加減なところで終わっているので、ぜひ続きを読みたいです。
「勝ち続ける意志力」にあった自転車のエピソードなど続編ではぜひ見てみたいです。
内容としてはウメハラ氏の壁際の逆転劇にはじまり
そこから過去を振り返るような形でスト’2ダッシュ以降の対戦シーンを
地元のゲーセンから徐々に猛者を求めて強者に曳かれるように
進んでいくところが描かれてます。
他の著書でも書かれているように、情報にとらわれずともかく実践して判断するスタイルを
小中学生のころから取っていたというのには正直驚かされます。
最初はウメハラ氏の著書「勝ち続ける意志力」のドラマ視点の内容かと思っていましたが
なんと、スト’2の聖地だったビッキーズの話が出てきたのはちょっと驚きでした。
プレーヤーも当然名前は変えられていましたが、当時のプレーヤーであれば十分誰が誰か判別できる
方が登場されており、あの頃の熱さがよみがえってきました。
ウメハラ伝説と言えば、ハンター以降のアキバSEGAあたりほうが有名ですが
ダッシュ、ターボ、スパ’2時台のスーパープレーヤたちがそれらしい名前で登場したことは
同じ時代を生きた者として正直しょぼい絵柄のこのマンガを見ても涙が出ました。
その辺の時代背景を知らなくてもあの頃のゲーセンの熱さや変な熱気は十分伝わってくる良作です。
地元から猛者の集うゲーセンまで転戦しボコボコにされ、才能の違いをいたいほど知った主人公
せっかくおもしろくなってきたあたりでストーリーがかなりいい加減なところで終わっているので、ぜひ続きを読みたいです。
「勝ち続ける意志力」にあった自転車のエピソードなど続編ではぜひ見てみたいです。