野十郎の炎 の感想
参照データ
タイトル | 野十郎の炎 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 多田 茂治 |
販売元 | 弦書房 |
JANコード | 9784902116595 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
高島野十朗の生い立ちから虚空の画家になる迄と、写実を追求して行くと神仏の極致に近づいて往く。初めて画家の絵画を見た時、精細な写実ながら、不思議な空間の世界を感じました。『何故だろう?』と思い、色々調べたくなり購読。画家の絵画にかけた人生観が段々と自分なりに
理解を深めていきます。画壇とはあえて無縁だったので、余り有名ではありませんが、近年富みに評価しなおされてます。日本の宝だと思います。
理解を深めていきます。画壇とはあえて無縁だったので、余り有名ではありませんが、近年富みに評価しなおされてます。日本の宝だと思います。
東大を主席で卒業し学者としての安定されたポストが約束されながらも、それを捨て画道に精進した孤高の画家高島野十郎(1890-1975)の生涯を美化することなくリアルに肉迫して描いている。
野十郎自身に多大な影響を与えた画家青木繁と僧侶・詩人であった実兄高島宇朗との親交が史実に彩りを加えている。
現在のところ高島野十郎に関する唯一の評伝。
知られざる孤高画家の人生のディテールに徹した秀作。
野十郎自身に多大な影響を与えた画家青木繁と僧侶・詩人であった実兄高島宇朗との親交が史実に彩りを加えている。
現在のところ高島野十郎に関する唯一の評伝。
知られざる孤高画家の人生のディテールに徹した秀作。