獣電戦隊キョウリュウジャー 変形銃 ガブティラ・デ・カーニバル の感想

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箱から取り出して、まず思うのは、デザインや大きさが
かなり劇中の印象に近いこと。
玩具ゆえの割り切ったデフォルメ感が殆ど無く、
初登場回でキングが胸に抱いていた、あの存在感を
大人でも体感できるサイズです。

更に、ガブリカーニバルの状態では、全長が
ガブリボルバーを２つ繋げた程にもなる上に、
先端部の方が重くなるため、同じ合体武器である
ガブルキャノンを遥かに凌ぐ重量感＆ボリューム感
となります。

そして真骨頂は、非常に多彩な音声ギミック。
ガンモードの武器サウンド、パワーアップ獣電池と
連動した変身サウンドに加え、ガブティラの鳴き声、
全獣電池の個別認識、更にはコンボ認識サウンドまで
実装されており、言わばガブリボルバーとガブティラの
両方を合わせた程のバリエーション。

しかも、これまで無かった「レジェンド獣電池や
一部の特殊獣電池に対する個別音声」も実装されており、
まさに圧巻の充実度。
特にレジェンド獣電池の個別音声は、その戦隊の
変身コールになっており、レジェンド獣電池の
プレイバリューがぐっと引き上がる事請け合いです。
（「忍風、シノビチェンジ！」「魔法変身、マージ・マジ・
マジーロ！」なんかは個人的に懐かしかったです）

音声連動系のコレクションアイテムについて、
完全に個別認識するトイが、１年で３つ発売されるのは
珍しいですね。

…確かに、値段は「変身シリーズ」アイテムとしては
群を抜いて高額で、割高感を感じなくもないのですが、
ミニティラ形態でＤＸ獣電竜シリーズと並べてみると
けっこうな大型獣電竜である事に気付かされるので、
音声ギミックの多彩さが気に入れば、納得できる範囲内
ではないかと思います。