おしまいのデート (集英社文庫) の感想
参照データ
タイトル | おしまいのデート (集英社文庫) |
発売日 | 2014-05-20 |
製作者 | 瀬尾 まいこ |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784087451887 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » さ行の著者 |
購入者の感想
1つ1つが素敵なストーリーで、余韻もたっぷりと残してくれるので ゆっくり、ゆっくり時間をかけて味わいながら読みました。
男女だけでなく、いろいろなパターンの二人を「デート」という形で描いた5つの短編集。著者の作品らしく、どの話も読後感がよくてさらっと読めた。
個人的には「ランクアップ丼」と「ドッグシェア」が好きだった。
「ランクアップ丼」は母子家庭で育った高校生の男子の三好が、あるきっかけで隣のクラスの担任と丼を食べに行く話。二人の関係は三好が就職してからも続くのだが、最後に意外な事実が明らかになり、思わず感動してしまった。
「ドッグシェア」は捨て犬を自宅で飼えず、かといって放っておけない見知らぬ男女が、犬の世話を共有する話。どちらもどこか抜けているところがあるのだが、お互いがフォローしあって、犬の世話をしながら仲良くなっていく様子は微笑ましかった。
個人的には「ランクアップ丼」と「ドッグシェア」が好きだった。
「ランクアップ丼」は母子家庭で育った高校生の男子の三好が、あるきっかけで隣のクラスの担任と丼を食べに行く話。二人の関係は三好が就職してからも続くのだが、最後に意外な事実が明らかになり、思わず感動してしまった。
「ドッグシェア」は捨て犬を自宅で飼えず、かといって放っておけない見知らぬ男女が、犬の世話を共有する話。どちらもどこか抜けているところがあるのだが、お互いがフォローしあって、犬の世話をしながら仲良くなっていく様子は微笑ましかった。