ACP 内科医のための「こころの診かた」 ここから始める!あなたの心療 の感想
参照データ
タイトル | ACP 内科医のための「こころの診かた」 ここから始める!あなたの心療 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Robert K. |
販売元 | 丸善 |
JANコード | 9784621080566 |
カテゴリ | ジャンル別 » 医学・薬学・看護学・歯科学 » 臨床内科 » 総合診療・プライマリケア |
購入者の感想
ER医です。一般外来よりも精神疾患と遭遇する機会は多いのですが、お世辞にも精神科疾患が診れるとは言い難く、また勉強するにも手の着けようがない..という感じでお手上げでした。(これは多くのER医にあてはまると思うのですが..)
思うに、内科医やER医の得意とする身体疾患に対する、仮説演繹法などのアプローチがうまくいかないのがその原因でしょう。DSM-’W-TRの分類は細かすぎてとっつきにくいし。
そのような複雑怪奇な精神疾患の森をMAPSOというシステムで分類、非精神科医にもかなりわかりやすく概説しているのが本書です。各章ごとも内科医やER医にも馴染み深い診断アプローチを採用しているため、ストレスなく読めました。ただ、日常よく経験する解離性障害、適応障害などの項目はなく、もう一歩というところでしょうか。
現在、日本においても身体疾患と精神疾患の共存した患者が多く、内科医が精神疾患もみなくてはいけない、という状況にもなりつつあるのではないかと思います。本書はそのための基盤となりうるものだと思います。
思うに、内科医やER医の得意とする身体疾患に対する、仮説演繹法などのアプローチがうまくいかないのがその原因でしょう。DSM-’W-TRの分類は細かすぎてとっつきにくいし。
そのような複雑怪奇な精神疾患の森をMAPSOというシステムで分類、非精神科医にもかなりわかりやすく概説しているのが本書です。各章ごとも内科医やER医にも馴染み深い診断アプローチを採用しているため、ストレスなく読めました。ただ、日常よく経験する解離性障害、適応障害などの項目はなく、もう一歩というところでしょうか。
現在、日本においても身体疾患と精神疾患の共存した患者が多く、内科医が精神疾患もみなくてはいけない、という状況にもなりつつあるのではないかと思います。本書はそのための基盤となりうるものだと思います。