MC ☆ あくしず 2014年8月号 の感想

　巡洋艦というと「戦艦より小さくて、戦艦が自分の砲撃に耐えられるのに対して巡洋艦は耐えられない」といったぐらいは知っていました。重巡洋艦と軽巡洋艦との違いとなるとちょっとわからなくなってしまいます。今号ではその辺をしっかり解説してくれました。
　国が傾くようなコストがかかるような戦艦よりも手軽に製造・運用でき、用途もオールマイティーな艦種として各国で採用されたようです。各国で大量に配備された艦が紹介されていて正直どれがどれやらといった感じになってしまいました。

　連載の「萌えよ！戦車学校」では1945年の硫黄島攻防戦と沖縄決戦が記載されています。冒頭の観光気分のページとうって変わって重くしくなるような史実が描かれています。絶対に負けるであろう戦いにそれでも国のため家族のために全力で戦った兵士たちが壮絶に描かれています。

　そのほかWW2のイタリア戦車の特集がありました。現在他誌で連載中の「重機甲乙女 豆だけど」に出てくる豆戦車のモデルになったと思しき戦車が紹介されています。本当に小さくてかわいい（非力すぎて怖いとも）戦車です。以外に重装甲・重装備な知らない戦車も紹介されていました。

　あと、前号のサブタイトル「XXXなんかに負けたりしない！」に引き続き今号の「この後めちゃくちゃXXXした」という流れも悪い意味でひどいです。今後もこんな感じでお願いしたいです。