【陸上競技版】4スタンス理論 の感想

4スタンス理論に関する書籍を初めて購入しました。
私がトライアスロンやマラソンに出場していますので、ランニングの助けにと陸上競技に関して書かれた本書を購入しました。
4スタンスの区別、そのどれに自分が該当するのかについてはとても詳しく丁寧に書かれていました。
しかし、肝心の各スタンスに対応した各種目の動作に関しては、たどり着くべきフォームにはそれなりに描かれているがそこに至る練習方法に関しては書かれておらず「そう意識してください」程度。ドリルなどそのフォームを作っていくための練習法なども書いておいて欲しかった。

人には４つの動きのタイプがあって・・・・・

自分のタイプを理解すると、注意点を意識することが出来るようだ。

これを読んでから実践すると、たしかにランニングフォームとか楽になった。

何を信じて動けばよいのかわからない人には、うってつけ。

記録が伸びるし、確信を持って競技に臨めると思う。

１．短距離走の構えは、荷重足は前足か／後足か。
２．蹴り足は、腿に着けるか／。
３．足の着地は、足裏全体か／つま先か。
４．足の幅は、一直線上か／平行線上か。
５．肘は開くか／閉じるか。
体のタイプによって異なりるそうです。

私のタイプは、Ｂ２なので、
・後ろ足荷重でスタートを構える
・蹴り足を平行線上に足裏全体で着地する
・肘を開いて振る
と、力強く走れることが理解できました。

自然に身についた正しい動作もあれば、
今まで誤っていた動作もありました。
たとえば、つま先着地では、足の回転は速くなるのですが、
力強くけることが出来ませんでした。

試行錯誤で最適な走りを身に着けるには時間もかかりますし、
もしかしたら、たどり着けないことも多いとおもいます。

陸上競技に限らず、普段の運動にも役に立つので、
いい本に出合えてよかったです。