それを、こう。 の感想

Twitterでちょこちょこ見かけていた、大野そらさんのイラスト。
たまにイラストを見かけてはクスリと笑うことがあったので、今回の本も楽しみにしていました。

……が、読んでみると、最初は面白いと思ったものの途中からイマイチな感じに。
「それ」を「こう」するというお約束を知ってしまっているせいか、はたまた構成のせいか、「イチャつく」→「暴力」→「イチャつく」→「暴力」……といった流れが単調に思えてくるのです。
ただ絵を並べているだけの、手抜き構成。
読み物としては飽きてしまいます。

これで大野さんの絵がステキだったらまだいいのですが、本を見てみると、意外と人体のバランスがおかしいように見えてきました。TL上だとそこまで気にならなかったのですが、印刷物で見るとやはり……これはちょっと、「絵本」としては微妙な気がします。
（素人目にも、身体がおかしいと思える絵が多々あります）

ワンパターンな内容、微妙な絵、薄いページ。
1000円未満なのが唯一いいと思えた部分です。これで1000円以上なら、金をドブに捨てるようなものかと。
むしろこの内容なら、コンビニでワンコインで買って読み捨てるくらいがちょうどいいです。
カバー周りとか凝らなくてもいいので、安くしてほしかった……。

こういうのは、ネット上の一発ネタだったから面白かったんだなーと思いました。
出版物としては微妙ですが、Twitter上では過去に楽しませてもらったので★2で。

Twitterみたいにオチは絵だけでいい
◯◯を、こう と説明入ってるのが寒い
私はしっくりこない感じでしたね