消防士を救え!―災害救援者のための惨事ストレス対策講座 の感想
参照データ
タイトル | 消防士を救え!―災害救援者のための惨事ストレス対策講座 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 加藤 寛 |
販売元 | 東京法令出版 |
JANコード | 9784809022906 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
惨事ストレス対策その1-基本姿勢と事前準備 P145
<職場全体で乗り越える>
・職場が職員を守るという姿勢を明確に
「現場の人間に責任はない」
・事前の取り組みが大切
教育・研修
チームワークを高める
・事実の把握と情報公開
惨事ストレス対策その2-現場での対応 P149
<現場での対策>
・交代体制の徹底
・体力と集中力を維持する
水分と食料(特に糖分)を摂取する
休憩できる場所を確保する
=活動直後の対策
・活動内容、状況について共有する
惨事ストレス対策その3-それぞれの役割 P152
<リーダーにできること、同僚にできること>
原則「害を与えない、それ以上傷つけない」
リーダーがすべきこと
・事前の対応
これから行う業務に対する情報伝達
想定される危険と対処の指示
・状況の確認
・影響を受けたであろう職員の把握
・自分自身のケア
同僚がすべきこと
・お互いの気遣い当たり前の配慮
・リスクを受けた者への声かけ
どれも、当たり前のことのようにみえるのですが、
惨事の時にこれをやるのがむずかしいこと、
これができる状況は意識してつくらなければできないこと、
9.11、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、JR福知山線脱線事故を挙げながら
具体的に語ってくれます。
そして、ケアする面接の実際について、このように教えてくれます。 P90
1)「この面接は治療ではなく、状況を確認し対策を考えたい」、「一回の面接でできることは
限られているが、必要なことがあれば一緒に考えたい」という言葉がけから導入する。
2)状況や変化について可能であれば確認し、よほど重篤な反応でなければ、原則的に
「異常な状況における正常な反応」であることを伝える。
<職場全体で乗り越える>
・職場が職員を守るという姿勢を明確に
「現場の人間に責任はない」
・事前の取り組みが大切
教育・研修
チームワークを高める
・事実の把握と情報公開
惨事ストレス対策その2-現場での対応 P149
<現場での対策>
・交代体制の徹底
・体力と集中力を維持する
水分と食料(特に糖分)を摂取する
休憩できる場所を確保する
=活動直後の対策
・活動内容、状況について共有する
惨事ストレス対策その3-それぞれの役割 P152
<リーダーにできること、同僚にできること>
原則「害を与えない、それ以上傷つけない」
リーダーがすべきこと
・事前の対応
これから行う業務に対する情報伝達
想定される危険と対処の指示
・状況の確認
・影響を受けたであろう職員の把握
・自分自身のケア
同僚がすべきこと
・お互いの気遣い当たり前の配慮
・リスクを受けた者への声かけ
どれも、当たり前のことのようにみえるのですが、
惨事の時にこれをやるのがむずかしいこと、
これができる状況は意識してつくらなければできないこと、
9.11、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、JR福知山線脱線事故を挙げながら
具体的に語ってくれます。
そして、ケアする面接の実際について、このように教えてくれます。 P90
1)「この面接は治療ではなく、状況を確認し対策を考えたい」、「一回の面接でできることは
限られているが、必要なことがあれば一緒に考えたい」という言葉がけから導入する。
2)状況や変化について可能であれば確認し、よほど重篤な反応でなければ、原則的に
「異常な状況における正常な反応」であることを伝える。