熱とはなんだろう―温度・エントロピー・ブラックホール… (ブルーバックス) の感想
参照データ
タイトル | 熱とはなんだろう―温度・エントロピー・ブラックホール… (ブルーバックス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 竹内 薫 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062573900 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 物理学 » 一般 |
購入者の感想
全体を通してシュレ猫談義、本筋に関係のない余談など、理解の助けにならない無駄話がだらだらと多く、買ってまで読んだ自分に腹が立ちます。「カネはくれてやる。しかし時間は返せ!」と思うのは私だけではないでしょう。
1、2章は、何も知らない人にはわかり難いと思います。著者はこのような説明が最もわかりやすいと考えているのでしょうか?どの書物にも書かれてあるような内容なのにとても重要な部分を割愛して、しかも自分の納得した部分だけを紹介しているから余計にわかり難くなっています。もっと分かりやすく書いてある本は他にたくさんあります。3章以降(恐らく著者はこのあたりを書きたかったのでしょう)は、この分野に興味をもった人には面白いかもしれません。式を使わない努力をされていることは良いとしても、本来伝えるべき重要な説明を多々抜かしているのはとても残念ですし、本当にわかって書いているのだろうかと疑問に思えるところが数多くあるのはもっと残念です。よく理解できていない人間が文章を書くとこのように、ごまかしたり、散漫になってしまうという典型としては興味深いです。この分野を少しも知らない人が、この本を読んで、わかった気になるのはとても危険な気がします。
何よりタイトルと中身が大きく違うことは問題です。これから熱力学・統計力学を勉強される大学生や高校生が、「熱とはなんだろう」というタイトルに惹かれて読むと、おそらく最後まで読んでも期待を裏切られた気がすることでしょう。
中学のころから読み親しんできたブルーバックにはじめて裏切られた気がしています。とても残念です。
1、2章は、何も知らない人にはわかり難いと思います。著者はこのような説明が最もわかりやすいと考えているのでしょうか?どの書物にも書かれてあるような内容なのにとても重要な部分を割愛して、しかも自分の納得した部分だけを紹介しているから余計にわかり難くなっています。もっと分かりやすく書いてある本は他にたくさんあります。3章以降(恐らく著者はこのあたりを書きたかったのでしょう)は、この分野に興味をもった人には面白いかもしれません。式を使わない努力をされていることは良いとしても、本来伝えるべき重要な説明を多々抜かしているのはとても残念ですし、本当にわかって書いているのだろうかと疑問に思えるところが数多くあるのはもっと残念です。よく理解できていない人間が文章を書くとこのように、ごまかしたり、散漫になってしまうという典型としては興味深いです。この分野を少しも知らない人が、この本を読んで、わかった気になるのはとても危険な気がします。
何よりタイトルと中身が大きく違うことは問題です。これから熱力学・統計力学を勉強される大学生や高校生が、「熱とはなんだろう」というタイトルに惹かれて読むと、おそらく最後まで読んでも期待を裏切られた気がすることでしょう。
中学のころから読み親しんできたブルーバックにはじめて裏切られた気がしています。とても残念です。