腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫) の感想

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タイトル腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫)
発売日販売日未定
製作者夏樹 静子
販売元新潮社
JANコード9784101443102
カテゴリ »  » ジャンル別 » 文学・評論

購入者の感想

 厚生省の統計では、日本国民が今一番訴えている病は腰痛である。そして多くの他の病気と違って、病院以外の治療施設の看板を至る所で目にする。それは患者が多いからというだけでなく、簡単に治らないからというのが理由だ。著者の夏樹静子さんも、突然腰痛に襲われてから何十という治療者の治療を3年に渡り受けた。九州から東京まで飛行機で治療にも通ったり、神がかりのようなことまでした。それでも治らなくて飛び降り自殺まで考えた著者を腰痛から救ってくれたのは心療内科の医師だった。腰痛がありふれた病気と捉えられる傾向があるが、その治療はまだまだ暗中模索だということが分かる。腰痛に悩む人だけでなく、腰痛の辛さを知らない健康な人達にも読んでもらいたい本だ。

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腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫)

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新潮社から発売された夏樹 静子の腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫)(JAN:9784101443102)の感想と評価
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