頭の中身が漏れ出る日々 (PHP文芸文庫) の感想
参照データ
タイトル | 頭の中身が漏れ出る日々 (PHP文芸文庫) |
発売日 | 2013-05-17 |
製作者 | 北大路 公子 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569679952 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » か行の著者 |
購入者の感想
すごすぎます北大路公子さん、わたしは、この方をこの本ではじめて知ったのですが、この人はすごい魅力があります。多分、同級生ぐらいだと思うんですが、同じ空間にいたらもうぜったい大好きですね。
曽野綾子系の文章に慣れているような読者には、もう後頭部をがつんと殴られるくらいの衝撃的な文章。
とにかくこの作者は、物書きエンターティナー!
自分はとある待合室で読んでしまったので、とにかく声を出さずに笑いをこらえるのに大変な苦労をした。場所が場所だけに、あとで読もうと思っても、文章の滑りが良いので好奇心に勝てずに、一気に読みたくなる。
一度読んで大笑いし、二度目三度目にと分析しながら読んで、文章だけでギャグマンガのようにきっちりツボ・ツボを押さえた段取りと構成力、オチのまとまりのつけ方 には本当に感心して、こういう文章が一度は書きたいものだなぁと 素人の私は究極の憧れを感じた。(かけるわけも無いし、書くつもりも無いけど)
タイトルになっている主流の話の軸のちょっと脇に、「あれかしら、黒柳徹子ほどになってもきっちり合う入れ歯をつくるのは難しいのかしら」から後半に「田原総一郎の え? の訊き返しは、挑発じゃなくて単に耳が遠いのかしら」 という対比の隠し味はもう絶妙で いままで読んだ、どんなエッセイよりもオチのつけ方まで完璧で、とにかく面白かった。
すごいわぁ、ほんとすごい人だ。
私自身のものの考え方、捉え方、今までの価値観はなんだったんだろう と目からうろこの大切な開眼の一冊になりました。
面白いから絶対読んでください。絶対ですよ。
曽野綾子系の文章に慣れているような読者には、もう後頭部をがつんと殴られるくらいの衝撃的な文章。
とにかくこの作者は、物書きエンターティナー!
自分はとある待合室で読んでしまったので、とにかく声を出さずに笑いをこらえるのに大変な苦労をした。場所が場所だけに、あとで読もうと思っても、文章の滑りが良いので好奇心に勝てずに、一気に読みたくなる。
一度読んで大笑いし、二度目三度目にと分析しながら読んで、文章だけでギャグマンガのようにきっちりツボ・ツボを押さえた段取りと構成力、オチのまとまりのつけ方 には本当に感心して、こういう文章が一度は書きたいものだなぁと 素人の私は究極の憧れを感じた。(かけるわけも無いし、書くつもりも無いけど)
タイトルになっている主流の話の軸のちょっと脇に、「あれかしら、黒柳徹子ほどになってもきっちり合う入れ歯をつくるのは難しいのかしら」から後半に「田原総一郎の え? の訊き返しは、挑発じゃなくて単に耳が遠いのかしら」 という対比の隠し味はもう絶妙で いままで読んだ、どんなエッセイよりもオチのつけ方まで完璧で、とにかく面白かった。
すごいわぁ、ほんとすごい人だ。
私自身のものの考え方、捉え方、今までの価値観はなんだったんだろう と目からうろこの大切な開眼の一冊になりました。
面白いから絶対読んでください。絶対ですよ。