【BUSINESS LAW JOURNAL BOOKS】アプリ法務ハンドブック の感想

大きくアプリの開発フェーズと運用フェーズに分けて、それぞれのフェーズで留意すべき法律や規制をまとめている一冊。タイトルがアプリとなっているけれども、本書の内容はWebサービス全般にあてはまることが多いので、本書一冊を通読すると、B2CのITビジネスの法務の全体像が掴めるようになると思う。

個人的には、他にあまり解説のない、GoogleやAppleのデベロッパー規約の解説が、実例を含めて詳細なのがありがたかった。

2015年10月出版だけど、債権法改正や改正個人情報保護法にも対応しているので、2017年7月現在でも十分に実用的だと思う。