戦争と平和 [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | 戦争と平和 [Blu-ray] |
発売日 | 2013-09-27 |
監督 | キング・ビダー |
出演 | オードリー・ヘプバーン |
販売元 | パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン |
JANコード | 4988113747622 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
私にとってナターシャは人生最高のヒロインなのです。そして,ヘップバーンは私にとっては永遠の”アン王女”なのです。ヘップバーンがナターシャを演じる,ってあり得ないよな,と思っていて,本作品は敬遠していました。
元々,文学史上の記念碑”戦争と平和”をハリウッドがエンタテイメントの作品として制作することに無理があるのは当然です。
・・・しかし,絶句しました。ヘップバーンが若いんです。もっと大御所になっている彼女を想定してだけに吃驚しました。ちなみにヘップバーンはアンドレイ役のメル・ファーラーと結婚したばかりで,二人とも本作品にかける情熱は大変なものがあったと思います。この映画は私の生誕の年に制作され,ヘップバーンは私の亡き母より1つ年下だけだったんですね。いやあ,参りました。(プライベートな話で失礼します。)
ヘップバーンはこの映画を振り返り,”巨大な歴史の中で,登場人物の役割はとても小さなものでした。”,と語ったといいます。なんという知性。ヘップバーンはアン王女ではなかった。真の女優だったのです。
映画も,原作を3回読み直した私でも,まあまあ評価できるものです。ヘンリー・フォンダはピエールを熱演していますが,やはり私のイメージとは違う。アンドレイ役は知性にかける(御免なさい)。又,原作でもナポレオンは評価は低いのですが,本作のナポレオンも如何なものか・・・ですね。
が・・・,それでもヘップバーンの演技,若さに敬意を表して五つ星です。そして,エンタテイメントとはいえ,1956年に本作を制作したハリウッドにも敬意を表します。当時のハリウッドは,金の亡者ばかり,ではなかったのですね。
元々,文学史上の記念碑”戦争と平和”をハリウッドがエンタテイメントの作品として制作することに無理があるのは当然です。
・・・しかし,絶句しました。ヘップバーンが若いんです。もっと大御所になっている彼女を想定してだけに吃驚しました。ちなみにヘップバーンはアンドレイ役のメル・ファーラーと結婚したばかりで,二人とも本作品にかける情熱は大変なものがあったと思います。この映画は私の生誕の年に制作され,ヘップバーンは私の亡き母より1つ年下だけだったんですね。いやあ,参りました。(プライベートな話で失礼します。)
ヘップバーンはこの映画を振り返り,”巨大な歴史の中で,登場人物の役割はとても小さなものでした。”,と語ったといいます。なんという知性。ヘップバーンはアン王女ではなかった。真の女優だったのです。
映画も,原作を3回読み直した私でも,まあまあ評価できるものです。ヘンリー・フォンダはピエールを熱演していますが,やはり私のイメージとは違う。アンドレイ役は知性にかける(御免なさい)。又,原作でもナポレオンは評価は低いのですが,本作のナポレオンも如何なものか・・・ですね。
が・・・,それでもヘップバーンの演技,若さに敬意を表して五つ星です。そして,エンタテイメントとはいえ,1956年に本作を制作したハリウッドにも敬意を表します。当時のハリウッドは,金の亡者ばかり,ではなかったのですね。